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マイケル・ベイ監督『アイランド』ネタバレ映画感想

■あらすじ『近未来の巨大施設で、毎日規則的な生活を続けるリンカーンユアン・マクレガー)とジョーダン(スカーレット・ヨハンソン)。「地球は汚染されており、生き延びることのできた彼らは施設で守られている」と、ここで暮らす全員が信じていた。施設から出られる道は唯ひとつ。汚染を逃れた地上最後の楽園「アイランド」へ移住すること。そして、それが彼らの夢だったのだ。ある日、ジョーダンが「アイランド」行きの抽選に当選した。しかし、その頃リンカーンは「アイランド」へ行く事は“死を意味する”のだと知ってしまう。彼は、ジョーダンの手を取り施設を脱走。彼らのまさに命を賭けた闘いが始まった!『アルマゲドン』、『ザ・ロック』など、これまで数多くのアクション大作をヒットさせてきたマイケル・ベイ監督が新たに選んだのは、現社会に突きつけられた“モラル”と“純粋な愛”だった。果たして、二人の行く先に真実の“アイランド”は存在するのだろうか!?』




いや〜、観る前の“予想”と観た後の“印象”が全く同じ映画であった。ストーリーや設定に新鮮味はなく、以前どこかで見た様なヴィジュアルばかり。ある意味、「観客の期待を裏切らない見事な映画」と言えるかもしれない。大体予告編で想像できる範囲の事しか起こらないからね(笑)。まあ、監督がマイケル・ベイだもんなあ。

“派手なアクション”と“物凄い爆発”が観られればそれで満足というか、とにかく爆発に対するこだわりが尋常でなく、「何で爆発したのか良く分からないモノ」まで含めて、毎回くまなく爆発している感じ。いや、別に貶しているワケではなく、そういった観客のニーズに毎回きっちり応えている監督は中々いないという事である。

そんな“爆発職人”マイケル・ベイは、今回もやってくれた。前半は少々おとなしいものの、二人が施設を脱出してからは“爆発職人”の真髄を存分に発揮した激しいアクションの連続だ。追っ手と警察が鉢合わせし、いきなり街中で繰り広げられる凄まじい銃撃戦!さらに逃げる二人を追いかけて、道路ではとてつもないカーチェイスが炸裂する。

バッドボーイズ2バッド』では車から死体を投げ落としていたが、今回も「爆走する車の上からモノを落とす」といういつものベイ・アクションが満載だ。カリフォルニアのフリーウェイを6キロにわたって封鎖して撮影されたカーチェイスも前代未聞のド迫力!

挙句の果てに、「空飛ぶバイク」(ホントにバイクが空を飛んでいる。時代設定は2019年なんだがw)にまたがってロスの中華街を疾走し、70階の高層ビルを突き破り、巨大な看板が地面に激突し、街は一瞬にして大惨事に包まれる!まさしく「いかに、かっこ良くハデにモノをぶっ壊すか」に命を懸けているマイケル・ベイの真骨頂と言えるだろう(あの状況では、どう考えても主人公は死んでいるとしか思えないんだけど)。

また、必要以上に豪華なキャスティングも要チェックだろう。ユアン・マクレガーの他、スカーレット・ヨハンソンショーン・ビーンスティーブ・ブシェミマイケル・クラーク・ダンカンジャイモン・フンスーなど、一流の役者たちがズラリと並ぶ。贅沢だなあ。

中でも特筆すべきはスカーレット・ヨハンソンである。あの“分厚い唇”と“でかい乳”に、最初から最後まで視線が釘付けだ。はっきり言って観終わった後も“凄い爆発”と“スカーレットの揺れるおっぱい”しか印象に残っていない。

ただ、マイケル・クラーク・ダンカンはあんな役で本当に良かったのだろうか?との疑問が残る。彼が演じる意味があまり無いような…。スティーブ・ブシェミも結構面白いキャラなのに、想像以上に出番が少なくてちょっとがっかり。ショーン・ビーンも出番が多い割には全く深みの無いキャラでもったいない感じ。

しかし、実は意外とラストシーンが感動的だったりするから侮れないんだよなあ。広大な大地に佇む人々を、わざとらしい空撮で無駄にスケール感を強調しながら映し出し、バックには壮大な音楽がガンガン流れる。ここだけは異常にかっこいいぞ!“派手なアクション”と“綺麗なお姉ちゃん”こそが、あらゆるエンターテイメントの基本であると、マイケル・ベイはいつでも僕らに教えてくれる。サイコーだ!


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