いよいよ今年も残り後わずかとなりました。というわけで、年内最後の記事では2015年に僕が観た映画をざっくり振り返ってみようかなと。いや、別に振り返ったからどうなるってもんでもないんですけど(笑)、僕は観た映画のレビューを全部書いてるわけじゃないので、何を観たのか忘れちゃうんですよね。
なので本日は、「いつどんな映画を観たか」という備忘録的な内容と、その中で印象に残った映画を10本選んでみました。あと、印象に残った出来事も合わせて書いていますので、よろしければご覧ください(なお、以下の作品は劇場で鑑賞したタイトルのみで、DVDやスカパー的なものを観た場合のタイトルは含まれていません)。
・1月
『96時間 レクイエム』
『シン・シティ 復讐の女神』
・2月
『ミュータント・タートルズ』
『アメリカン・スナイパー』
『マッハ!無限大』
『特殊身分』
『カイト/KITE』
『プリディスティネーション』
『でーれーガールズ』
『幕が上がる』
・3月
『ソロモンの偽証:前篇』
『ニンジャ・アベンジャーズ』
『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』
『ジュピター』
『暗殺教室』
・4月
『ソロモンの偽証:後篇』
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
『セッション』
『寄生獣 完結編』
『ワイルド・スピード SKY MISSION』
『シンデレラ』
・5月
『チャッピー』
『ラン・オールナイト』
『メイズ・ランナー』
『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』
『駆込み女と駆出し男』
『イニシエーション・ラブ』
『ビリギャル』
『脳内ポイズンベリー』
・6月
『マッドマックス 怒りのデスロード』
『トゥモローランド』
『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』
『誘拐の掟』
『予告犯』
『新宿スワン』
『海街diary』
・7月
『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』
『ターミネーター:新起動/ジェニシス』
『バケモノの子』
『インサイドヘッド』
・8月
『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』
『ジュラシック・ワールド』
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
『テッド2』
『ナイトクローラー』
『日本のいちばん長い日』
・9月
『キングスマン』
『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』
『アントマン』
『ピクセル』
『天空の蜂』
『カリフォルニア・ダウン』
『心が叫びたがってるんだ。』
・10月
『バクマン。』
『ファンタスティック・フォー』
『ジョン・ウィック』
『マイ・インターン』
『ヴィジット』
『トランスポーター イグニション』
『メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮』
『図書館戦争 THE LAST MISSION』
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』
・11月
『エベレスト3D』
『ラストナイツ』
『コードネームU.N.C.L.E.』
『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』
『PAN ネバーランド、夢のはじまり』
『劇場版MOZU』
・12月
『007 スペクター』
『スター・ウォーズ フォースの覚醒』
『クリード チャンプを継ぐ男』
こうして並べてみると、まあ見事にジャンルが偏ってますね(笑)。昔はそれこそ「ジャンルを問わずに何でも観る」というスタンスだったのですが、最近は時間的な問題や”僕の気力”の問題などで、観る映画をある程度選別せざるを得ない状況になっています。本当はミニシアター系の映画なんかも観たいんですけど、僕の地元ではやってなかったり、色々難しいんですよ(^_^;)
そんな中で良かった作品を10本選ぶと以下のような感じになります。
●『マッドマックス 怒りのデスロード』
「今年一番印象に残った映画は何か?」と問われて真っ先に思い浮かぶのがこの映画。なんせオリジナル版『マッドマックス』の公開が1979年。それから36年の時を経て続編製作!しかも生みの親であるジョージ・ミラー監督自らの手によって作られたのですから驚きを禁じ得ません。
その内容はもっと衝撃的で、1作目と2作目のカーアクションをさらに激しく、さらに過激にパワーアップさせているのですよ!広大な砂漠地帯を巨大なトラックやカスタマイズされた改造車が唸りを上げて爆走するメインビジュアルは、理屈を超越した”何か”で観る者を圧倒しまくり、日本中のボンクラたちを熱狂させました。
中でも女戦士フュリオサを演じたシャーリーズ・セロンの存在感が素晴らしい!前作までは主人公のマックスを主軸としてドラマが進行していたのに対し、本作では完全にフュリオサが物語を引っ張っています。必然的にマックスのセリフは激減(笑)。しかし口数が少なくなった分、彼のダンディズムがより強調され、同時にフュリオサのヒロイックさが際立つという相乗効果も生まれていました。
また、敵として登場したニュークスは、マックスたちと行動を共にするうちに心境に変化が芽生え、最後は愛する人を守るために…という極めてエモーショナルなクライマックスへ帰結するなど、派手で豪快なカーアクションだけでなく、物語自体が驚くほど繊細でドラマチックな点も良かったです。
その他、ダブルネック・ギターに火炎放射器をくっ付けて演奏しながら火を吹いてるヤツや、長い棒の先にしがみついて「ビョ〜ン」となりながら攻撃してくるヤツなど、頭のおかしいキャラが大集合!もちろんイモータン・ジョーの狂気に満ち溢れた大ボスぶりもたまりません!
つまりこの映画は、マシン、キャラクター、世界観全てがクレイジーで、まさに「まともな奴ほど feel so bad 正気でいられるなんて運がイイ」という内容であるにもかかわらず、それらが絶妙なバランスで配置された結果、驚異的な感動をもたらすことに成功した奇跡の映画なのです。うおおお!これだよ!これこそがオリジナルの資質を正しく受け継いだ真の『マッドマックス』なんだよ!サイコーだッ!
ジェイソン・ボーンという超人的なエージェントが登場して以来、スパイ映画はリアリティ重視の方向へシフトし、あの『007』シリーズでさえ、「今どき靴の先にナイフを仕込んでる場合じゃねえだろ!」と言わんばかりにリアルなアクション映画へと変貌していきました。
そんな中、この『キングスマン』は敢えて時代に逆行するかのような「60年代風スパイ映画」を現代に復活させたのです。一見、高級紳士傘のように見える「ガンブレラ」や、致死量の毒薬を仕込んだ万年筆「さそりペン」など、近年はジェームズ・ボンドも使わないような”懐かしのスパイグッズ”を次々と繰り出す面白さ!もちろん「つま先からナイフが飛び出す革靴」も健在ですよ(笑)。
●『アメリカン・スナイパー』イラク戦争で活躍した実在のスナイパー:クリス・カイルを主人公とし、戦場で戦ううちに心を蝕まれていく兵士の姿を描いたクリント・イーストウッド監督の意欲作。全米公開時は保守派とリベラル派で評価が真っ二つに分かれたようですが、同じくアフガニスタン紛争を題材にした『ローン・サバイバー』と見比べてみると、”戦争ドラマ”に対する両者のスタンスの違いが分かって興味深い。
「ラスト9分19秒、映画史が塗り替えられる」という予告編のキャッチコピーが本当にその通りだった衝撃作。てっきり「ドラム演奏に情熱を傾ける青年の栄光と挫折を描いた音楽青春ドラマ」かと思ったら、全然違う物語だったので驚きました。その意外な展開も含めて非常にオススメです。
”ジャズ”を題材にした映画ですが、ジャズを知らなくても大丈夫。というか、むしろ知らない人の方が楽しめるかもしれません。ただ、『スウィングガールズ』を観てジャズが好きなる人はいるでしょうけど、この映画を観てジャズが好きになる人はいないんじゃないかなあ(笑)。
宮部みゆきの推理小説を映画化したサスペンスドラマ。本作がデビューとなる藤野涼子をはじめ、メインの中学生役をオーディションで選んだことから初々しい若さ溢れる画面になっています。
その一方、脇を固める大人たちはベテランをキャスティングし、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華、田畑智子、塚地武雅、市川実和子、木下ほうか、宮川一朗太、津川雅彦、嶋田久作、余貴美子、松重豊、小日向文世、尾野真千子など、豪華なメンツがズラリと並ぶ様は圧巻の一言。
物語は「学校の屋上から転落死した男子生徒をめぐって、”自殺か?それとも他殺か?”と同級生たちが真相を解き明かそうとするミステリー」で、前篇では事件が起こってから生徒たちが推理する様子を描き、さあいよいよ謎の解明か?というところで「次回へ続く」となります。
この時流れた次回作の予告編があまりにも素晴らしすぎて、ほぼ全員が「絶対後篇も観よう!」と思ったらしい(僕もその一人)。ただ、前篇に感じたワクワク感に比べると、後篇はその期待値を上回ることができなかったように感じました。そこが惜しい!
かっこいい車を使って派手なカーアクションをバンバン炸裂させる人気シリーズの第7弾。ヴィン・ディーゼルとドゥエイン・ジョンソンというレギュラーの”2大ハゲマッチョ”に加え、今回はジェイソン・ステイサムという新たなハゲまで加わり、完全に「筋肉ムキムキのハゲ3人が暴れまくる映画」と化しています。
内容的には全くいつも通りの『ワイルド・スピード』で、おまけに今回はタイトル通り「車が空を飛びまくる」という大サービスぶり(最低3回は飛んでました)。さらにロンダ・ラウジーVSミシェル・ロドリゲス、トニー・ジャーVSポール・ウォーカーのド迫力バトルまで堪能できるなど、まさに至れり尽くせりの豪華仕様!
中でも驚いたのがラストシーンです。色々な事件が解決した後、エンディングが始まるのかと思いきや、「ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーが別々の車に乗って道路を並走する」という、映画のストーリーとはほぼ関係ないシーンが突然入ってくるのですよ。
これ、”ポール・ウォーカーの事故死”という事情を知らない人には意味が分からないんですけど、知っている人が見れば超泣けるという、非常に不思議なシーンなんですよね。フィクションと現実世界を融合させた珍しい演出ではないでしょうか。
●『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』「離陸中の飛行機の側面にトム・クルーズ本人がしがみ付く」という驚愕スタントで映画ファンの度肝を抜いたシリーズ第5弾。回を重ねるごとにエスカレートしていく命知らずアクションを見ていると、「いったいトム・クルーズはどこを目指しているんだろう…」と心配せずにはいられません。次はもう、「宇宙ロケットの側面にしがみ付く」ぐらいしか残ってないのでは?
本年度のアカデミー賞で、作品賞・監督賞・脚本賞・撮影賞の4部門を受賞した話題作。技術的な面から見れば「全編ワンカットのように見える長回し撮影」が特徴ではあるものの、実はこの映画の面白さを説明するのは意外と難しいのです。
親子の葛藤、落ちぶれた俳優の哀しさ、栄光と挫折など、物語的な見どころも多いし、虚構と現実が複雑に絡み合うダイナミックなドラマ構成も魅力たっぷり。でも個人的には、マイケル・キートンの実人生と映画内のキャタクターを巧みにオーバーラップさせている点が一番ツボでした。
●『ジョン・ウィック』飼ってた犬が殺された!許せねえ!と怒り狂ったキアヌ・リーブスがたった一人でマフィアをボコボコにやっつける話。本当にそれだけです。だがそれがいい!まさにシンプル・イズ・ベスト!●『スター・ウォーズ フォースの覚醒』
いや〜、やっぱり大画面で観るミレニアム・ファルコン号の飛行シーンは最高ですね。今の時代にハン・ソロとチューバッカの活躍を観られるという幸せに感謝するのみですよ(^.^)
さて、2015年の映画を振り返って印象的な出来事といえば、「まさか今の時代にこの映画の続編を観られるなんて!」と驚くような作品が多かったことですね。『マッドマックス』、『ターミネーター』、『ジュラシック・パーク』、『スター・ウォーズ』、『ロッキー』など、1970年代〜90年代に大ヒットした有名映画の新作が次々と公開される状況に、「本当に今は2015年なの?」と軽く混乱しましたよ(笑)。
近年、過去作品のリメイクやリブートの多さに「ネタ枯れ」が囁かれているハリウッドですが、古い映画を現代の技術で再映画化することで当時ファンだった人が興味を持ってくれるし、ネームバリューの大きさで一般の観客にもアピールできることから、全く無名の新作映画よりも成功する確率が高いんでしょうねえ。
ただ、「オリジナル版を既に観ている人」と「全く観たことが無い人」では、受ける印象が全然違うと思うんですよ。僕の場合、1作目の『ジュラシック・パーク』を劇場で観てるんですけど、正直言って『ジュラシック・ワールド』には当時体験したほどの”衝撃”は感じませんでした。
これはもう、映画の出来がどうこうの問題じゃなくて、「生まれて初めて体験したか否か」のアドバンテージが大きいと思います。1993年に『ジュラシック・パーク』が公開されるまで、映画に”動く恐竜”を登場させようとしたら、コマ撮りの人形アニメか人間が中に入る”ぬいぐるみ方式”ぐらいしか方法は無かったわけですよ(まあトカゲにヒレを付けてた映画もありましたがw)。
そんな頃にいきなり「フルCG製のリアルに動きまくる恐竜たち」を見せられたわけですから、そりゃあビックリするに決まってます。恐竜好きな僕は、それこそ朝から晩までひたすら『ジュラシック・パーク』を観てました(当時は入れ替え制じゃなかったので何回でも観ることができた)。なのでリメイクやリブート映画に関しては、「一度凄いものを観てしまったからには、あれ以上の衝撃がないと驚かないぞ!」と自分の中で勝手にハードルが上がってしまうのですよ。
ところが!そんなハードルを軽々と飛び越えてきた映画があったのです。それが『マッドマックス 怒りのデスロード』!まさか70歳のジョージ・ミラー監督が自ら『マッドマックス』の続編を作って、しかもあんなに面白い映画になるとは想像もできませんでした。てっきり、年を取って大人しい映画になるかと思いきや、前作よりももっと過激でパワフルなアクションが全編に渡って炸裂しているのだから凄すぎる!「続編やリブートを作るなら、ここまで本気でやるべきだ!」と痛感しましたね。
・映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ネタバレ感想/評価
あとはやっぱり『スター・ウォーズ フォースの覚醒』でしょうねえ。まあ実際に観てみたら「オイオイ」と思うような場面もありましたけど(笑)、個人的には『スター・ウォーズ』の新作が作られたことに対する喜びでオールOKというか。スター・ウォーズ好きな僕としてはハン・ソロとチューバッカのコンビや、ビュンビュン飛び回るミレニアム・ファルコン号の活躍を観れただけで概ね満足できました。
それから、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』、『キングスマン』、『コードネームU.N.C.L.E.』、『007 スペクター』など、今年は”スパイ映画”が数多く公開されたことも印象的でしたね。さらに2016年になっても、『エージェント・ウルトラ』や『ブリッジ・オブ・スパイ』などが公開予定となっているので、スパイ映画ラッシュはしばらく続きそうです(ジェイソン・ステイサムの『SPY』も日本公開されるのかな〜?)。
好きな映画としては(上記に挙げたように)、レトロなスパイグッズとバイオレンスなアクションの融合で想定外の面白さを生み出していた『キングスマン』が良かったですね。「『キック・アス』のマシュー・ヴォーン監督がスパイ映画を撮るとこういう感じになるんじゃないかな?」と想像してたら本当にそういう感じの映画でしたよ(笑)。
あとは、「映画にまつわる炎上騒ぎ」が多かったことも印象に残りました。ニール・ブロムカンプ監督の『チャッピー』では、ソニー・ピクチャーズが「監督の賛同を得た上で本編をカットした」とわざわざツイッターで公表しておきながら、その後ブロムカンプ監督本人が「そんな話は聞いてない」と否定したため大炎上。
結局、『チャッピー』はカットされたバージョンしか劇場公開されず、しかもソニーからは何の説明もなく、DVDが発売されるタイミングになってようやく「実は監督の賛同は得ていませんでした」と短いコメントが発表されたのみ。このため、映画ファンから「ふざけんな!」と苦情が殺到したという。どうしてソニーはあんなウソをついたのか、いまだに理由が分かりません。
・映画『チャッピー』に関するソニー・ピクチャーズの対応がヒドい
「炎上騒ぎ」と言えば『進撃の巨人』も凄かったですねえ。人気漫画を実写映画化したら、それだけでも批判の対象になりがちなのに、この映画の場合は監督本人が「誰だよこいつに試写状送ったバカは!」と『進撃の巨人』を貶した映画批評家(前田有一)に向かってブチギレするという前代未聞の事態が勃発(実際は試写状を送ったスタッフに切れていたらしい)。
「あ〜あ、こんなこと言ったら炎上するんじゃないの〜?」と思ったら案の定、見事に炎上しましたからね(笑)。しかも監督だけじゃなくて、この映画に関わった特殊造型プロデューサーの西村喜廣氏まで、「ハリウッド映画に比べて映像がショボい」という批判にブチ切れ、以下のようなツイートを連発して大騒ぎに!
「みんな映画はハリウッドがいいんだね!じゃあハリウッド映画だけ観ればいいよ!予算と技術はある方がいいもんね!特に予算!金で顔叩かれた映画を観ればいいと思います!ハリウッド日本比較の人はそれが気持ちいいんでしょう?映画を予算で決める、もしくは、ハリウッド?と比較する。それって、すいません、スーパーマーケットに行って納豆を買う時におかめ納豆は安心と思う人と一緒で、みんながいいと思えば自分もいいと思う。と言う全体主義思想なんですね。なんかわかりました!ありがとうございます!」
いやいや、批判されて悔しい気持ちは分かるけど、作り手側がこんなこと言っちゃイカンでしょ。過去にも酷評された映画は色々ありましたが、実写版『進撃の巨人』の場合は、単に映画の内容を批判されただけでなく、製作者たちのこうした発言がネット上で拡散され、まさに「火に油を注ぐ」ような形で炎上が拡大した結果、とんでもない規模のバッシングに膨れ上がった稀有な例として、日本映画史に残るんじゃないでしょうか(笑)。
・町山智浩は実写版『進撃の巨人』をどのように評価しているのか?
ちなみに、三谷幸喜監督の最新作『ギャラクシー街道』もかなりのブーイングを食らっていたようですが、幸いなことに僕は観ていないので、どの程度の酷さなのか分かりません。ただ、監督や出演者から何の失言も出ていない状態でそれだけ批判されたということは、よっぽど内容に問題があったんじゃないかと推測しています(笑)。
というわけで、2015年の映画事情をざっくり振り返ってみましたが、皆さんの2015年はどんな年だったでしょうか?来年も面白い映画に出会えるといいな〜と願いつつ、本年はこれにてブログ納めといたします。それでは皆さん、よいお年を!(^O^)/
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