ひたすら映画を観まくるブログ

映画やアニメについて書いています

完全ネタバレ解説!映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の結末・疑問点を検証してみた


■あらすじ『謎の侵略者“ギタイ”の攻撃によって、人類は滅亡寸前にまで追い込まれていた。そんな中、軍の広報担当だったケイジ少佐(トム・クルーズ)は、ある時司令官の怒りを買い、一兵卒として最前線へと送られてしまう。しかし戦闘経験ゼロの彼は強大な敵を前にあっけなく絶命。ところが次の瞬間、なんと彼は出撃前日へと戻ってしまった!そして再び出撃しては戦死する同じ一日を何度も繰り返す日々が…。そんな過酷なループの中で、彼はカリスマ的女戦士リタと巡り会う。そこで明かされる衝撃の真相とは…!数々の謎を解き明かした果てに辿り着く驚愕の結末に刮目せよ!桜坂洋の同名ライトノベルトム・クルーズ主演で映画化したSFバトル・アクション超大作!』




トム・クルーズ主演の劇場最新作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を観て来ましたよ。前作の『オブリビオン』に引き続いて再びSF映画への出演となるわけですが、『マイノリティ・リポート』や『宇宙戦争』などの過去作を観ると、トムさんとSFは結構相性がいいと思うので全然OKです(^.^)

「主人公が同じ時間を何度も繰り返す」という設定は、いわゆる”タイムループもの”と呼ばれる定番のSFネタで、映画ではビル・マーレイ主演の『恋はデジャ・ブ』などが有名ですけど、僕はジェイク・ギレンホールが主演したミッション:8ミニッツの方が近いかなと思いました。どちらの作品も、「ほぼクリアー不可能なのでは?」と思えるような難易度の高いミッションを、必死で突破しようと何度も何度も挑戦する主人公の姿がとても印象的なんですよ。

恋はデジャ・ブ [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2011-01-26)

取材のために訪れた町で何度も何度も“今日”を体験し、寝ても覚めても明日にならない男の苦悩を描いたタイムサスペンス・ラブコメディー!

ミッション:8ミニッツ [Blu-ray]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (2013-01-23)

特殊なプログラムを用いて乗客が死ぬ直前8分間の意識に侵入し、爆破の犯人を暴いて次なるテロを阻止する任務を課せられた男の姿を描くSFアクション!

他にも、大勢の兵士が無残に死にまくる状況が『プライベート・ライアン』のオマハ・ビーチのシーンとダブって見えたり、戦闘用ジャケットが『エイリアン2』のパワーローダーを彷彿とさせたり、襲ってくるギタイのデザインや動きが『マトリックス レボリューションズ』のセンチネルにそっくりで、「そういえば『マトリックス レボリューションズ』にもパワードスーツが出てたなあ」などと既視感に浸りながらも、結構楽しく鑑賞できました(^.^)

また、ヒロインのツンデレぶりがドラマの進行と共にどんどん加速していったり、ビル・パクストンの鬼軍曹ぶりがハマリすぎていたり、戦闘シーンがメチャクチャかっこ良かったり、見どころも盛りだくさん。全体的な印象は『ミッション:8ミニッツ』+『スターシップ・トゥルーパーズ』+『マトリックス レボリューションズ』にコメディ要素を加えた感じで、エンタメ系の映画が好きな人はガッツリ楽しめるんじゃないでしょうか。


※以下、ネタバレありで本作の見どころ・ポイント等を列挙してみます。あと、ジェイク・ギレンホール主演の『ミッション:8ミニッツ』のラストにも触れているので、まだ映画を観ていない人はご注意ください!


●ヘタレなトム・クルーズ
主演のトム・クルーズといえば今更説明するまでもなく、世界的に有名なハリウッド・スターで、”かっこいい男”の代名詞みたいな存在です。過去に製作された多くの映画でも、トム・クルーズのかっこ良さが存分に描かれていました。

ところが、今回の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は違うのです。あのトム様が全然かっこ良くない!いや、むしろかっこ悪い!『宇宙戦争』では普通のおっさんでありながら、子供たちを助けるために必死で頑張る姿を見せていたのに、本作では宇宙人の襲撃を受けて全人類が滅亡の危機に瀕している中、「死ぬのは嫌だ!自分だけは助かりたい!」と考えている軟弱なヘタレ野郎を、臨場感たっぷりに演じているのですよ。

この映画でトムが演じているウィリアム・ケイジというキャラクターは、「軍の広報担当者で戦闘経験全く無し」という設定です(一応、肩書は少佐)。そんなケイジがある日将軍から呼び出され、「最前線へ行け」と命じられました。

でも戦場なんかに行きたくないケイジは、当然の如くこれを拒否。「お断りします。何で僕がそんな危険な場所に行かなくちゃいけないんですか?」「僕って争いごとが苦手なんですよね。だから戦争なんて絶対無理ですよ。指を切って血が出ただけで失神しちゃいますから、アハハハw」と観ていてムカつくぐらいのヘラヘラした態度で徴兵を拒むのです。

すると将軍は、「既にお前の上司の許可も取ってある。これは命令だ!」と一喝。それを聞いたケイジは、「へえ〜、いいんですかねえ。今回の戦争で大勢の若者が亡くなってますよね?遺族から”責任者を出せ!”と言われた時、あなたの名前を挙げると困ったことになるんじゃないですか?」と世にもゲスい表情を浮かべながら将軍に迫ります。まさにゲスの極みwww

しかしこの発言が将軍の逆鱗に触れたらしく、「……私を脅しているのか?」と物凄い形相でケイジを威圧。それを見て「あ…いえ、決してそういうわけでは……」とビビるケイジ。この後、必死の抵抗を見せるものの、結局ケイジは”脱走兵”の汚名を着せられ、無理矢理ヒースロー基地へと送られてしまいました。

というわけで、本作では史上最高にゲスでヘタレなトム・クルーズが堪能できますよ(笑)。もちろん、いつまでもヘタレなだけだったら主人公としての魅力が全然無いので、徐々に”かっこいいトム様”になっていくんですけどね。最終的にはいつもの「トム・クルーズ式ヒーロー映画」に仕上がっているのでご安心を(^.^)


●前半はコメディ
さて、強制的に戦場へ放り込まれたケイジは、全く未経験の戦闘にアタフタしっぱなし。生まれて初めて装着した強化スーツの使い方が分からず、「どうやって武器の安全装置を外すんだ!?」と焦りまくって周りに尋ねるものの、全員知らん顔。慌てて色々スイッチをいじっていたらうっかり日本語モードに設定してしまい、ますますパニック状態に!そしてあっさり死亡w

ハッと気が付くと、なぜか出撃前の日に戻っていました。「なにコレ凄い!もしかして俺って超能力者?」とテンション高めで明日起こることを皆に言いふらしますが、当然誰も信じてくれず、”頭がおかしいヤツ”と判断されたケイジは口にガムテープを貼られ、体を拘束されたまま無理矢理戦場へ連れて行かれます(完全にコントだよw)。

という具合に、タイムループ能力を身に付けた主人公は同じ日を何度も何度も繰り返すわけなんですけど、その様子がいちいち”面白い感じ”に描写されているので全く飽きません。むしろ、「目覚める」→「出撃」→「失敗」→「死亡」という一連の流れが物凄くテンポ良く描かれているため、それ自体が”シニカルなギャグ”として成立しているのですよ。

中盤以降は一転してシリアスなムードに移行するものの、前半のドタバタした雰囲気があるからこそ、クライマックスの悲劇性がより引き立っているんじゃないかと思いました。


●アクションゲーム感覚
普通、アクション映画の主人公は「絶体絶命の危機的状況からどうやって生き延びるか?」という部分に対して最大限の注意を注ぎ込むものですが、本作では”死”の定義が完全にゲーム感覚で、全く重要視されていません。

敵にやられて死んだとしても、また最初のシーンから再スタートできるが故に、「絶対に死んではならない」という思考がほぼ消失しているのですよ。初めは死ぬことに抵抗があったケイジも、同じループを何十回も繰り返しているうちに段々面倒になってきたのか、「また失敗ね。リセットしましょ」とヒロインに銃を突き付けられても、「あー、ハイハイ。さっさと殺してくれよ」みたいなテンションになる等、アクション映画のヒーローとしては規格外の可笑しさを生み出しています。「ピンチを自殺で切り抜ける主人公」って斬新すぎるでしょ(笑)。

本作の内容をファミコン世代的に例えるなら、『魔界村』とか『忍者龍剣伝』みたいな”鬼のように難しいゲーム”をクリアせよ!と言われてる感覚でしょうか。しかも、TVゲームには「途中でセーブ」や「コンティニュー」みたいな便利機能があるのに、本作の場合は「死んだらスタート地点からやり直し」という厳しすぎるルールなのですからたまりません(一気にエンディングまで行くしかない)。これって「プレイヤーキャラが無限に存在するアクションゲーム」を延々やらされてるようなもんですよ。ケイジ、よく途中で心が折れなかったなあ(^_^;)

まあ、この映画はゲームで言うところの「初見殺し」とか「覚えゲー」みたいなもので、メチャクチャに難易度が高いゲームをクリアーするには「死んで覚えるしかない」というゲーマー的思考を、上手くドラマに適用しています。とにかく、何度も死にまくることで敵の出現パターンやタイミングを完璧に把握し、次第に主人公が強くなっていく(攻略方法を学んでいく)、という過程を自然に見せているところが上手いなと思いました。


●便利なアイテム
さて、ここまでは割と肯定的な感想なんですが、逆に「これはちょっとどうなんだろう?」というような場面もありました。例えば、カーター博士が開発した「敵の思考をキャッチするデバイス」。ケイジとリタはこのアイテムを手に入れるために将軍のところへ行くわけですけど、そもそもカーター博士の理論は軍から完全否定され、「コイツは頭がおかしい!」と判断されたからこそ、あんなところで働いていたはずですよね?

それなのに、「頭のおかしいヤツが作った装置」をどうして将軍は大事に保管していたのでしょうか?博士の考えを信じてないなら、そんな機械は捨てているはずだし、逆に彼の言うことを信じているなら、もっと重要なポジションに就いているはずでしょう。つまり、将軍があのデバイスを持っていること自体が凄く不自然なんですよ(そもそも、なぜ金庫にしまう?)。

まあ、結局のところあれは「主人公が重要アイテムを取りに行く」というイベントなんでしょうね。ケイジがアイテムを手に入れた後、「ここから先は未知のステージだ」と言っているように、アイテムをゲットしたことでそのステージをクリアするための条件が揃い、新たなステージへ移行できたと(もちろん、そういうストーリーではなく、あくまでも”ゲームに例えたら”という意味ですが)。


●仲間の説得
最後のステージへ向かう前、ケイジは仲間を説得して協力してもらおうとしますが、なかなか今までの経緯を信じてもらえません。そりゃあ、タイムリープを経験していない他の人にとって、ケイジは「会ったばかりの新米兵」なんだから当たり前ですね。ところが、リタが登場したとたん「彼女が行くなら行くよ!」みたいな感じで問題解決。そんなことであっさり同行してもらえるなら、鬼軍曹(ビル・パクストン)も簡単に説得できたのでは?


●ラストの疑問
ラスボスのオメガを爆弾でふっ飛ばしたものの、重傷を負ったケイジはタイムループ能力を失っているのでこのままバッドエンドか?と思いきや、再び無傷で目覚めるという驚きの展開。しかも、ギタイ軍団は「昨日の大爆発で全滅した」とのアナウンスが流れ、死んだはずの仲間もリタも全員生きている。「これはいったいどういうことなんだ?」と小一時間ぐらい考えてしまいましたよ。

爆発後の画面をよく見ると、水中を漂うケイジの体にギタイの体液がまとわり付いていたので、恐らく完全に息を引き取る前に再びタイムループ能力を得て、ギリギリで発動させたのでしょう。しかし、仮にそうだとしても目覚める場所が今までとは異なっているし、ケイジがリセットされたならギタイ軍団も同じようにリセットされるはずなので、「出撃の前の日に全滅している」というのは理屈に合わないような…。

まあ、目覚める場所が変わった原因は、たぶん輸血によって一旦タイムループ能力が解除されたからだと思います。つまり、新たにタイムループ能力を手に入れた時点で”セーブポイント”が変更されたのでしょう。しかし、「ギタイ軍団が前の日に全滅した理由」についてはどう考えても謎のまま。そこで、いくつか「仮説」を立ててみました。


★仮説その1:「実は過去に戻ってやり直していた?」
まず、映画版の設定をざっくりと整理してみましょう(原作版とはかなり異なっています)。

●ギタイ・・・・・宇宙を無数に漂い、目標となる惑星を見つけて攻撃・侵略する生物。


●アルファ・・・・・青い光を放つ特殊なギタイで、時間をさかのぼる能力を持っている。


●オメガ・・・・・全ギタイを統括する中枢的な存在で、こいつを倒せば全てのギタイが機能を停止する。


●タイムループ・・・・・アルファは死ぬ時に脳から信号を発して、過去の自分に危険を知らせることができる。すると過去のアルファはその信号を元に行動を修正し、攻撃パターンを変化させる。そして、オメガはアルファや他のギタイと常に同調しているので、全てのギタイが情報を共有可能。このため、人間は何度戦ってもギタイに勝つことはできない。ケイジはアルファの血を浴びたことでタイムループに巻き込まれてしまった。

ここでポイントになるのは、アルファとオメガの”役割”です。上で「アルファの能力は時間をさかのぼること」と書きましたが、これは厳密に言うと正しくありません。アルファは経験した記憶を保持したまま過去の自分に戻っているだけであり、アルファの精神を過去に戻しているのはオメガなのです。

つまり、アルファが死ぬと、その信号をキャッチしたオメガがリセットを発動。この場合、アルファには「リセットされた」という自覚はありますが、あくまでも自分の精神を過去へ飛ばしてもらう”権利”を持っているだけで、時間をさかのぼる能力を有しているわけではありません。

ケイジがタイムループできるようになったのは、この”権利”がケイジに移ったからなのです(リセットを発動しているのはオメガ)。そして、映画のクライマックスでケイジはそのオメガを倒しました。おそらくこの時、”オメガの能力そのもの”を手に入れたのではないかと思います。すなわち、本当の意味でケイジ自身がタイムループ能力を発動させたのではないかと。

元々、タイムループ能力はギタイが他の惑星を効率良く侵略するために使用していたものでした。しかし、その能力がケイジに移ったことで一気に形勢逆転!映画では描かれていませんが、おそらくオメガ・ケイジは数日前(あるいは数週間前)まで時空をさかのぼり、今までの戦闘で蓄えた経験値をフル活用してギタイ軍団を殲滅させたと思われます(オメガの能力を奪っているので、ギタイ軍団側には全く勝ち目が無い)。その結果、”起きるはずだった未来”が改変され、ノルマンディーの戦闘自体も無くなったのではないでしょうか。


★仮説その2:「実はパラレルワールドだった?」
”タイムループ”というと、同じ時間を何度もなぞっているイメージですが、実は全く別の並行世界(パラレルワールド)へ介入している可能性も考えられます。例えばジェイク・ギレンホールが主演した『ミッション:8ミニッツ』の場合は、「主人公が過去に戻って同じ時間から何度もミッションをやり直す」という『オール・ユー・ニード・イズ・キル』と非常に良く似た設定なんですけど、ジェイク・ギレンホールはタイムスリップをしていたわけではありません。

ソースコード”という装置によって生み出されたパラレルワールドにアクセスし、ジェイクが”今までとは違う行動”を選択するたびに、新しい世界が生み出されていたのです。つまり「A」という世界で”本来は死ぬはずだった人”を助けたら、それを起点として「B」という別の世界が生み出されていた、というわけですね。

「いや、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は一つの時間軸を何度もなぞっているだけだから、パラレルワールドは発生していない。ケイジが死んだらそこで全ては終わりだ。”その後の世界”は存在しない」と解釈している人もいるようですが、果たしてそうでしょうか?実は、ケイジが何かを選択するたびに、世界が分岐していた可能性があると考えられるのですよ。

その根拠は、ケイジが車の下をくぐり抜けるシーン。何回目かのループの時に、ケイジは訓練から抜け出すために車の下をくぐって脱出を図りました。しかし、タイミングが合わず轢かれて死亡。もしも時間軸が一つだけなら、世界はここで終わっていたでしょう。

ところが、それを見ていた鬼軍曹が「なんというアホだ!」と呆れ果てる場面が映るのです。これはつまり、ケイジが死んだ後も世界はしっかりと継続しているという意味ではないでしょうか?

このように、「パラレルワールドがある」と仮定すれば、ラストの展開も説明できるかもしれません。『ミッション:8ミニッツ』では、何度も何度も死にまくった主人公が、最終的に「自分とヒロインが生き残る」という理想のパラレルワールドへ辿り着きました。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』もこれと同じく、ラストでオメガの能力を受け継いだ主人公が、「ギタイ軍団に勝利し、自分もヒロインと共に生き残る」というハッピー・エンド(パラレルワールド)を自ら生み出したのではないでしょうか。


★仮説その3:「実は夢オチだった?」
主人公が長い眠りから目を覚ますと、そこはヘリコプターの中。僕はこの場面を観た瞬間、条件反射的にある考えが脳裏をよぎりました。「まさか夢オチ!?」と。まあ、普通そんなことは有り得ないんですけど、困ったことに今回の話は「夢オチ」と考えた方が納得しやすいんですよねえ(苦笑)。

もしこれが夢だとしたら、ケイジは最初から寝ていたことになるわけです。ヘリに乗り込んだ時点で寝てしまい、そこから先の展開、つまり将軍に呼び出されて最前線行きを命じられるくだりとか、強化スーツを着せられて戦場でボロボロになるくだりなどは、全部ケイジの夢だったと。

すなわち、ケイジは「自分がヒーローになって地球の危機を救う」という壮大な夢をずっと見ていたわけですね(笑)。で、軍の方では独自にギタイを殲滅する作戦を実行していて、ケイジが目覚めた段階で作戦が完了していたと。

そして、ケイジはニュース映像などでリタのことを知っていたから彼女が夢に出て来たんだけど、リタの方はケイジなんて知らないから、ニコニコ顔で会いに来たケイジに対して「私に何か用?」と冷たい態度。こう考えると見事に全ての辻褄が合ってしまうんですよね(笑)。ただ、個人的には「夢オチ説」だけは却下したいなあ(^_^;)


●まとめ
というわけで、いくつか仮説を立ててみたのですが、いかがでしょうか?もちろん、これ以外にも可能性は考えられるでしょうし、観た人がそれぞれの解釈でラストシーンの意味を想像できるという点も、本作の面白さだと思います(^_^)


オール・ユー・ニード・イズ・キル(字幕版)
(2014-10-28)

ワンクリックで自宅で再生!気軽に映画が楽しめるAmazonインスタント・ビデオです。
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)

原作小説です。映画版とは少し内容が異なります。

集英社 (2013-04-05)

●人気記事一覧
これはひどい!苦情が殺到した日本語吹替え版映画ワースト10
まさに修羅場!『かぐや姫の物語』の壮絶な舞台裏をスタッフが激白!
日本映画のレベルが低くなったのはテレビ局のせい?
町山智浩が語る「宮崎アニメの衝撃の真実」
「映像化不可能」と言われている小説は本当に不可能なのか?


このブログについて(初めての方はこちらをどうぞ)
トップページへ