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アマプラで観られるオススメ映画15選

プリデスティネーション

映画『プリデスティネーション


どうも、管理人のタイプ・あ~るです。

さて、今日から4連休という人も多いと思いますが(政府は積極的に「Go To トラベルキャンペーン」を推奨しているものの)、まだまだ新型コロナの影響は色濃く、相変わらず予断を許さない状況が続いています。

さらに天気の状態も微妙な感じなので、「外出は控えようかなあ…」と考えている人もいるんじゃないでしょうか?というわけで本日は連休を家ですごす人向けに、Amazonプライムビデオで観られる映画(プライム会員は見放題)の中から、いくつかオススメ作品を取り上げてみますよ。

 

●『プリデスティネーション
バーテンダーに自分の身の上を語るジョン。それは恐ろしく奇妙な物語の幕開けだった!というロバート・ハインラインSF小説『輪廻の蛇』を原作としたタイムトラベルもので、注目すべきはキャラクター。登場人物の言動に注意して観ていると、ラストに「あっ!」と驚く展開が待ち受けています。

●『ナイトクローラー
テレビ局に特ダネ映像を売って金を稼ぐ男の話なんですが、ジェイク・ギレンホール演じる主人公がとにかくイヤなやつなんですよ。ウケる映像を撮るためなら何でもやるという、まさに人間のクズ。普通の映画なら「絶対に主人公にやっつけられる側だろ」ってタイプなんですけど、そうならないところが本作の特徴なんですね。あまりにもクズすぎて「逆に清々しく感じてしまう」という実に奇妙な映画です(笑)。

●『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
第二次大戦時、解読不可能と謳われた最強の暗号「エニグマ」。その難関に挑む天才数学者アラン・チューリングの物語で、ベネディクト・カンバーバッチがアランの成功と苦悩を熱演。実話ベースであるが故に、歴史的整合性や劇中の同性愛描写を批判する人もいたようですが作品自体の評価は高く、最終的にアカデミー脚色賞など数多くの賞を受賞しました。

●『イエスタデイ』
交通事故に遭遇した主人公が昏睡状態から目覚めると、そこは「ビートルズが存在しない世界」だった!という奇想天外な物語を、『トレインスポッティング』などのダニー・ボイル監督が鮮やかに描き出す痛快コメディ。エド・シーランが本人役で出演していて、しかも結構出番が多い。ちなみに、この世界にはなぜかコカコーラも存在しません(ペプシのみw)。

●『ハッピー・デス・デイ』&『ハッピー・デス・デイU2
「ヒロインが謎の殺人鬼に何度も殺される」というタイム・ループ要素を加えたホラーです。トム・クルーズ主演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』みたいに、何度も同じ日を繰り返すたびにどんどん経験値が蓄積されていく展開が面白い。

さらに興味深いのが続編で、パート2でありながら視点やテイストが異なり(ホラーというよりSFコメディ?)、しかも前作との繋がりもしっかり描かれているため、『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』的なノリで楽しめますよ。ぜひ1と2を連続でご覧ください。

●『ボーダーライン』&『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ
メキシコの麻薬カルテルを殲滅すべく、FBI捜査官のケイト(エミリー・ブラント)は極秘任務を就くが、そこで恐ろしい現実を目の当たりにする…という、『ブレードランナー2049』のドゥニ・ヴィルヌーブ監督が描く衝撃の社会派サスペンス!

本作も『ハッピー・デス・デイ』と同じく1と2を連続で観ることをオススメしたいんですが、2では主人公が変わってるんですよね。1で”謎のコロンビア人”として登場したベニチオ・デル・トロが主役になり、残酷で陰鬱なストーリーがますます凶悪になっています(デル・トロの顔が怖すぎるw)。

●『七つの会議』
香川照之及川光博片岡愛之助赤井英和北大路欣也などキャストの顔ぶれが『半沢直樹』と被りますが、それもそのはず、原作は池井戸潤の同名小説、さらに監督も『半沢直樹』と同じく福澤克雄!なので『半沢直樹』的な企業ドラマが好きな人は特に楽しめるんじゃないでしょうか。

●『アップグレード』
謎の組織に襲われ最愛の妻を失い、重傷を負った主人公のグレイは、「STEM」と呼ばれる特殊なチップを体内に埋め込む手術を受け、凄まじい身体能力を手に入れた。”アップグレード”したグレイは妻を殺害した組織に戦いを挑む!

監督のリー・ワネルは、サイコスリラー映画『ソウ』で”バスルームに閉じ込められた若者アダム”を演じていた人なんですが、同時に『ソウ』シリーズの脚本も書いてるんですよね。本作では監督・脚本・製作を務め、低予算ながらもテンポのいいSFアクション映画に仕上がっています。

●『暁に祈れ』
タイで麻薬に溺れていたイギリス人のビリーが、ある日”史上最悪”と名高い刑務所に収監される…という実話を元にした映画なんですけど、刑務所の描写がとにかく酷い!殺人や暴行は日常茶飯事で、夜中にビリーが目を覚ますと隣の囚人が大勢の男たちにガンガン尻を責められているとか、イヤすぎるエピソードが満載です。撮影現場は本物の刑務所で、出演している囚人も大半が本物というリアリティの極め方もエグい!

内容的には、劣悪な環境に放り込まれたビリーが、ムエタイを通じて自己を主張し、囚人たちの中で成り上がっていく様を描いたサクセス・ストーリーと言えなくもないんですが、刑務所の描写が恐ろしすぎてそっちの印象しか残りません(笑)。

●『女神の見えざる手
銃規制法案を成立させるために銃擁護派団体に立ち向かうロビイストの姿を描いた物語。主人公のエリザベス(ジェシカ・チャスティン)は決して正義のためだけに戦っているのではなく、あくまでもプロとしての信念を貫こうとする、その揺るぎない姿勢が素晴らしい。なお、ジェシカ・チャスティンが出演している映画には傑作が多く、『モリーズ・ゲーム』や『ゼロ・ダーク・サーティ』などもオススメですよ。

●『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル
1994年の「ナンシー・ケリガン襲撃事件」でフィギュアスケート界に衝撃を与えたトーニャ・ハーディング。本作はそんなトーニャの波乱万丈な半生を描いた物語なんですが、主人公を含め、登場人物がもれなくダメ人間です(笑)。マーゴット・ロビーもいいんですけど、特にトーニャの母親役を演じたアリソン・ジャネイの嫌~な感じが最高でした(笑)。

●『デス・ウィッシュ
チャールズ・ブロンソンの『狼よさらば』のリメイクですが、初老のブルース・ウィリスが演じているため「頑張って戦ってる感」がさらに強調されている点がグッド。なお、監督が『ホステル』のイーライ・ロスなので、主人公が敵を殺すシーンなどが結構グロい感じになっています。苦手な人はご注意ください。

●『スパイダーマン:ホームカミング
トム・ホランドが演じるスパイダーマンとしては初の単独主演映画になるんですけど、その前にMCUの『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場し、ストーリー的にはその続きになるため、先に『シビル・ウォー』を観ておいた方がいいかもしれません。

本作のピーター・パーカーは過去のキャラ(トビー・マグワイアアンドリュー・ガーフィールド)に比べると幼く未熟ですが、トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)が指導者的な立場で登場したり、ベテランのマイケル・キートンが強敵として立ち塞がったり、「大人たちに鍛えられて成長していくヒーロー」という側面が強調され、そこも魅力になっていると思います。