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衝撃のラスト!『ワイルドスピード MEGAMAX』ネタバレ感想


■あらすじ『いまや前科者のドミニクと共にお尋ね者として追われる身となってしまった元FBI捜査官のブライアン。ドミニクと彼の妹ミアと一緒にブラジルに身を隠し、逃亡生活を送る日々。彼らはそんな生活から抜け出し、もう一度自由を手に入れるべく、リオの裏社会を牛耳る黒幕レイエスを相手に1億ドルを強奪するという壮大かつ無謀な賭けに出る。そして、その計画を実現させるため、かつての仲間たちを招集する。そんな中、ドミニクとブライアンの逮捕に執念を燃やす捜査陣営は、世界を股に掛ける外交保安局の最強捜査官ホッブスをブラジルに送り込むのだったが…。ヴィン・ディーゼルポール・ウォーカーの主演で贈る大ヒット・カー・アクション・シリーズ第5弾メガマックス!』


本日、日曜洋画劇場ワイルドスピード MEGAMAX』が地上波初放映されます。本作は超絶的なカーアクションが売りの人気シリーズ第5作目として公開され、世界中で大ヒットを記録しました。しかし、ここへたどり着くまでには様々な紆余曲折があったようです。

1作目と2作目はそこそこヒットしたものの、日本を舞台にしたパート3でかなりグダグダな感じに成り下がり、興行も伸び悩み。本来ならこの辺でシリーズは終了するはずでした。ところがパート4でまさかの大ヒットを叩き出し、パート5で更なるメガヒットを果たすという驚異的なV字回復を達成!まさに”奇跡の復活映画”なのですよ。

大ヒットした『MAX』(原題:Fast & Furious)に続いて製作された続編の『MEGAMAX』(原題:Fast Five)は、アクションシーンが大幅にパワーアップし、シリーズ最高の興行収益を記録しました。「Rotten Tomatoes」などの映画批評サイトでも高く評価され、パート6となる『ユーロミッション』(原題:The Fast and the Furious 6)も2013年5月に公開され、こちらも大ヒットを記録。もはや「盤石の体制」と思われていました。

ところが、信じられないアクシデントが発生!2013年11月30日、長年に渡ってシリーズの主人公(ブライアン・オコナー役)を務めてきたポール・ウォーカーが交通事故で死亡したのです(享年40歳)。突然の訃報に共演者は大変なショックを受け、世界中のファンも悲しみに暮れました。当時はシリーズ第7作目となる『FAST & FURIOUS 7』を撮影中だったのですが、制作は一時ストップ。今後の対策を検討していたようです。

しかし「このままシリーズ終了か?」などと噂されたものの、ポール・ウォーカーの代役として2人の弟(ケイレブとコディ)が新たにキャスティングされ、残っていたシーンを撮影。無事に映画を完成させました。パート7の全米公開日は2015年4月10日に決定しているそうです。さらに、制作が予定されているパート8でも、引き続き弟のコディ・ウォーカーが出演するとのこと。

元々は、パート7で「ブライアン・オコナーは引退する」という筋書きだったため、コディの役目もここで終わるはずでした。しかし、なにしろ『ワイルド・スピード』シリーズは会社側にとってもドル箱映画なので、簡単に終わらせるわけにはいきません。そういう事情もあって、プロデューサーがコディの演技力や人柄に感銘を受け、正式なメンバーとして今後も同シリーズに参加するようにお願いをしたようです。

ただし、ストーリー上ではブライアン・オコナーはいなくなるので、コディはポール・ウォーカーの代役ではなく、新たなキャラクターとしてシリーズに参加するらしい。関係者曰く、「ウォーカーの名を同シリーズに残すことは、コディにとってもメンバーにとっても、ポールへのトリビュートになるので、コディも快諾した」とのこと。果たしてどんなキャラクターとして登場するのでしょうか?

さて、そんな『ワイルドスピード MEGAMAX』の見どころは、横転するバス、走っている列車からの自動車強奪、車ごと崖からジャンプ、巨大金庫を引きずりながらのカーチェイスなど、常軌を逸した超絶アクションの数々です。しかし、これらを実際に撮影したスタッフは大変な苦労を強いられたようで、現場はトラブルの連続だったらしい。以下、その裏話をいくつか挙げてみましたよ。


●バスにダイナマイト
映画冒頭、主人公たちの襲撃を受けてバスが横転するシーンを撮影しようとした監督。ところが、バスは構造的に横転しないように設計されているため、このままでは撮影できないことが判明しました。そこでなんと、車体に爆薬を仕掛けて強引に吹っ飛ばしたらしい。怖えええ!


●赤ちゃんに意外と手こずった
主人公が仲間の家に行くと、奥さんが赤ちゃんを抱いて出迎えるというシーン。当初はプエルトリコで撮影する予定だったものの、どうしても赤ちゃんが泣き止んでくれず、4ヶ月後にアトランタで撮り直すことになってしまいました。


●列車から車を強奪するシーンに2500万ドル!
映画序盤の目玉シーンとして「主人公たちが走行中の列車から自動車を盗み出すアクション」を撮影することに。しかし、衝突用の列車や現存する線路を丸ごと買い取らなければならず、総額で2500万ドルもかかったそうです。当初スタジオからは、「予算が無いから無理だ!」と猛反対されていたが、「どうしてもやりたい」という監督の意向で強引に決行。無事に撮影は成功したものの、衝突の勢いが強すぎて列車が転覆しそうになるなどトラブルが多発。

おまけに現場は日中の気温が50度にも達する灼熱地獄で、ヴィン・ディーゼルは、「このシーンが今回の撮影で一番つらかった」とコメント。なお、列車から脱出した後、車で崖からジャンプするシーンも実際に崖から本物のコルベットを落として撮影しているそうです(スタントマンも一緒に飛び降りた)。


●とにかく時間が無い!
パトカーを使った公道での激しいカーチェイス・シーンは、当初はじっくりと2週間掛けて撮影する予定でしたが、雨で何度も延期されどんどんスケジュールが無くなり、とうとう1日半で撮るハメになってしまいました。しかし2週間分の作業を1日半で処理しろと言われたスタッフは大混乱!

リオのスラム街を逃走するシーンを良く見ると、ジョーダナ・ブリュースターの腕に包帯が巻かれていますが、これは屋根から飛び降りるシーンを撮影中に彼女が実際に腕をケガしたために巻いたもの。しかし、あまりにも現場が忙しすぎてスタッフが気付かなかったのか、次のカットでは急に包帯が消えています。

また、爆風でドゥエインが吹き飛ばされるシーンはスタントマンを準備する時間が無かったため、急遽ドゥエインの従弟がスタントを演じることになりました。しかし爆発地点に近づき過ぎて本当に吹き飛ばされるという事故発生!あやうく大ケガしそうになったらしい。


●実はCGも使ってるんだけど…
本作は、実物の自動車を使ったリアルなカーアクションが売り物です。しかし、多くのシーンを本物の車やスタントマンで撮影した一方、視覚効果担当者によって建築物や車など1500カット以上のCG映像も制作されました。ところが、ほとんどの観客は「全部本物なんだ!スゲー!」と思っていたため、誰もCGとは気付かなかったらしい。ジャスティン・リン監督はこの件に対し、「ありがたいけど、一生懸命やったのに報われない仕事だよね(苦笑)」とコメント。


●死んだはずのあの人が!
エンディング後のおまけシーンで、『ワイルドスピード2』に登場したエヴァ・メンデスや他のキャラが再登場しています。そしてなんと、4作目で死んだと思われていたあの人まで…!そう、レティ・オルティス役のミシェル・ロドリゲスまあ写真だけなんですけどね(笑)。

監督曰く、「4作目を撮った時点ではこれで終わりだと思っていたが、その後ファンからの要望もあって5作目を撮る事ができた。そうなると6作目のことも考えるようになる。だからエンディングで伏線を張ったんだよ。次回作ではシリーズ全てのキャラが再集結するだろう」とのこと。いったいレティはどうやって生き返るのでしょうか?パート6『ユーロミッション』も面白いですよ(^.^)


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