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最近の若者が映画館へ行かない13の理由


どうも、管理人のタイプ・あ〜るです。

本日は参院選の投票日ですが、皆さんはもう投票に行かれましたか?今回から「18歳選挙権」が導入されるということで、テレビやネットでは頻繁に「最近の若者は選挙へ行かないらしい」「なぜ行かないのか云々」みたいな話題で盛り上がっているようですね。

さて先日、会社の飲み会に参加して、普段あまり会話をする機会がない別部署の若手社員(20代男性)の隣に座ることになったんです。で、飲みながら色々話していると、たまたま映画好きということが判明しまして。当然「チャ〜ンス!」となるわけですよ、周りに映画好きがあまりいないから(笑)。

ところが、話しているうちに奇妙なことに気付きました。なんとその人は、1年に1回程度しか映画館に行ってないと言うのです。いやいや、おかしいでしょ?映画に興味が無い人ならともかく、自分で「映画好き」って言ってんのに年に1回って…。普通の人でももうちょっと行ってるでしょう?と。

で、良く聞いてみたら、どうやら彼は「家で観る派」らしい。なるほど!映画好きの人たちの間にそんな派閥があったとは初耳ですが、まあいいでしょう。映画観賞のスタイルは人それぞれですから、家でゆっくり観るのも全然アリだと思います。しかし次の瞬間、彼の口から衝撃的な質問が…

「つーか、どうしてわざわざ映画館へ行くんですか?」

(画像は『木根さんの一人でキネマ』より)
えええええ!?映画を全く観ない人ならまだしも、映画好きがそんなこと聞く?しかも結構ヘビーな質問だぞソレ。今までにも似たような質問をされたことはありますが、まさか同じ映画好きからそんな質問が飛び出すとは…。

確かに、最近のニュースでは「若者の映画館離れが深刻」みたいな感じで報じられたりしていますが、実際にはここ20年ぐらいの複合映画館(いわゆるシネコン)の一般化もあって、2000年代には入場者数が若干増加し、2010年にはピークを迎えるなど、むしろ「大健闘している」と言っても過言ではありません。

さらに、4DXやMX4Dなど、劇場の設備もどんどんハイテク化しているし、昨年は「爆音上映」と呼ばれる大音響をウリにした上映形態が話題となり、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『ガールズ&パンツァー』を観るために何度も劇場へ足を運ぶファンが続出しました。

なので、「若者の映画館離れ」なんてウソだろうと思っていたのですが、まさかこんな身近に該当者がいたとは(笑)。やはり噂は事実なのだろうか?そういうことが色々と気になったので、逆に「映画館へ行かない理由」を彼に聞いてみました。その答えがこちらです↓


1:値段が高い
これは本当に良く言われますね〜。実際、日本の映画観賞料金は諸外国に比べてもトップレベルの高さです。その上、娯楽の種類が多様化している現在では、どう考えてもコストパフォーマンスに優れた遊びとは言い難い。「料金を下げろ」という声が出るのも当然でしょう。

ただ、「料金を下げたら客が増えるのか?」と言われれば、それもちょっと違うような気がするんですよね。「映画観賞」というのは嗜好性の強い娯楽ですから、例え値段が安くなっても、単純に「安いから観に行こう」とはならないと思うんですよ。

あくまでも「観たい映画があるから観に行く」のであって、元々映画に興味がなかった人たちが、安さに釣られて大して観たくもない映画のためにわざわざ映画館へ行くのかな?と。むしろ、全体の収益が下がって映画会社が苦しくなるだけでしょう。

なので、少しでも安く観るために、レイトショーとか劇場の会員限定サービス、あるいは毎月1日に1100円で観られるファーストデイや、毎週水曜日のレディースデイなど、各種割引を積極的に活用する、というのが最も現実的な対応策ではないでしょうか。


2:半年も待てばレンタルできる
これも大きな問題ですね。昔は劇場公開されてからソフトが発売されるまで最低1年以上は期間があったのですが、最近はどんどんサイクルが短くなっています。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』なんて、日本では3月25日に劇場公開が終了したのに、翌月の4月5日には早くも北米でブルーレイが発売されましたからね。

しかもレンタルなら新作でも400円程度で観られるし、「1800円払ってわざわざ映画館へ行く必要がない」となってしまう気持ちも分からなくはありません。ただし、『アナと雪の女王』みたいに大ヒットした映画の場合は、「世間で盛り上がっている話題に乗り遅れたくない!」という心理が働いて観に行ったそうです。

そういう意味では、「映画館で映画を観る」という行為は、「流行りのコンテンツをいち早くチェックできる」という点において、まだまだ有効な手段なのかなと。まあ、その前にヒット作がなければどうにもなりませんが(笑)。


3:時間合わせが面倒くさい
映画の上映時間は1日のスケジュールが決まっていて、観たい映画があったらその開始時刻に合わせて行動しなければなりません。たまたま街へ出ていて「あっ、この映画観たい!」となっても既に始まっている場合は、1〜2時間ぐらい待つ必要があります。「これが面倒くさい」とのこと。

昔の映画館は、映画の開始後でも平気でズカズカ入ってくるお客さんがいたものですが、最近のシネコンではそれが出来ない(途中入場を止められる)場合があるため、余計に面倒くさいという。でも、今はスマホで簡単に上映スケジュールが分かるんだから、事前に調べて行けばいいのでは?それすら面倒くさい?


4:すぐトイレに行きたくなる
これは地味に切実な問題ですねえ(笑)。恐らく、上映前に皆さんトイレを済ませてるんでしょうけど、最近の大作映画は2時間超えがザラにあるし、観賞の途中でコーラとか飲んだりしてると、あっという間に膀胱が危険水域に達してしまいます。

どうしようもない場合はトイレに行くしかないんですが、他の人の前を横切るのに気を遣うんですよね(そのため、通路側の座席ばかりを確保する人もいるらしい)。僕はあまりそういう経験はないんですけど、確かに心理的なプレッシャーみたいなものはあるかもしれません。


5:飲み物や食べ物が高い
これは僕も高いと思う(笑)。ただ、コーラやポップコーンの売り上げは、映画館の収益に直接関わってくる問題だから何とも…。昔はジュースとかパンを劇場に持ち込んで、映画を観ながら昼食を食べたりしてたんだけどねえ。

ちなみに、今までで一番びっくりしたのは、カップラーメンを食べてる人がいたこと。その当時の映画館には、ロビーにカップラーメンの自販機が置いてあって、次の上映が始まる間に食べている人が結構いたんです。でも、まさか上映中に食べるとは思いませんでした(笑)。


6:NetflixやHuluで映画が観放題
最近はこのような「定額制の動画配信サービス」で映画を観る人も増えているようですが、スマホタブレットやパソコンで(もちろんテレビでも)、好きな時に好きなだけ映画を観ることが出来るというシステムは、映画ファンにとって非常に便利です。

つまり、「映画を観放題な環境が自宅に整っているなら、わざわざ映画館へ行く必要がないだろう」と、こういう理屈になるわけですね。

ただ、現在僕の家はケーブルTVに加入していて、複数の映画専門チャンネルで洋画も邦画も観放題なんですけど、好みの映画ばかりがずっと流れているわけじゃないし、そういう環境であっても、観たい新作映画があれば映画館へ行っているので、今のところ「定額制の動画配信サービスだけでOK」とはならないかなあ。

でも、もし将来的に劇場公開と同じタイミングでオンライン配信が始まったとしたら(料金も同じ1800円を払うと仮定して)、家でゆっくり観る方を選ぶ人が増えるかもしれません。特に、自宅に大型テレビやしっかりした音響設備を備えている場合は、そういう要望が多そう。


7:周りの客が気になる
例えば、隣に座っている観客がポップコーンをボリボリ食べていたり、後ろから座席をキックされたり、目の前に座っている観客の座高が異様に高くてスクリーンが全然見えなかったり、映画館にはストレスを蓄積させる要因が確かに多いです。

実際、「隣で熟睡しているオッサンのいびきがうるさすぎて画面に集中できなかった」という苦い経験もありましたから(ただし、僕の場合は仕事終わりのレイトショーで観るパターンが多いので、このような不満は意外と少ない)。

基本的に「マナーの悪い客が多い時期」というのは、ゴールデンウィークや盆や正月、あとはクリスマスシーズンなど、「普段あまり映画館へ行かない人たちが集まる時期」と重なるため、なるべくそういう時期を避けるのがベターでしょう(とは言え、大勢で観に行く時などはそうもいかないので、ケースバイケースで対処するしかないと思います)。


8:気付いたら左右のドリンクホルダーを占領されてた
出ました、映画館あるある(笑)。たぶん、皆さんも座席に座る時に「あれ?どっちのホルダーを使えばいいんだろう?」と迷った経験があるんじゃないでしょうか?実はこれ、明確なルールが無いんですよね。

例えば、一番右端の人は「右側」を使うし、左端の人は「左側」を使うでしょう。これは迷いがありません。ということはつまり、それ以外の席では「左右どちらを使ってもOK」ってことなんですよ(実際、映画館側も指示していないし、座席を作っているメーカーも、どちらのホルダーを使うかまでは想定していないらしい)。

ただし、一般常識的なマナーとしては、「右側」を使用することが望ましいようです。これは、世間一般に右利きの人が多いため、必然的に右側に置く方が使いやすいだろう、との判断によるものだとか(右側にホルダーが無い場合は左側を使うしかありませんが)。

昔はTOHOシネマズの上映前映像で、「ホルダーは右側を使ってください」的な注意事項が流れていたようですが、最近はそういうのもなくなって、観客の自由意思に任されています。

でもそうなると、右側に座っている人が右に置き、左側に座っている人が左に置き、気付いたら自分の置く場所がなくなって、映画が終わるまでずっとドリンクを持ち続けなければならないという悲惨な状況に…。皆さん、映画館ではマナーを守りましょう(^_^;)


9:上映中にタバコが吸えない
う〜ん、タバコねえ…。僕はタバコを吸わないので良く分からないんですけど、そんなに頻繁に吸いたくなるものですかね?2時間ぐらい我慢しましょうよ。


10:上映中に会話ができない
「知り合いと観に行っていて、良く分からないシーンが出て来た時、”今の何?”とすぐに聞けない環境が嫌」なんだそうです。まあ、分からなくはないんですが、映画が終わった後にいくらでも話せるんだから、それぐらい我慢してください。


11:上映中にスマホが見られない
我慢しろ。


12:「映画泥棒」のCMを見るとドキドキする
……お前、絶対なんかやらかそうとしてるだろ?


13:一緒に行ってくれる彼女がいない
知らんがな!



…とまあ、こんな感じで最近の若者に「映画館へ行かない理由」を聞いてみたところ(途中で何だか良く分からない回答もありましたがw)、要約すると「家でゆっくり観る方が自由で気楽だし何より安いから」という、非常に真っ当な意見だったようです。

僕みたいに昔から映画館へ通っている人間は、「2本立て・3本立ての興行形態」や、「一度入場すれば入れ替えなしで何度でも観賞できる」ということを経験しているため、「映画を映画館で観る」というスタイルにそれほど抵抗がありません。

でも、そういった経験がない今の若い人たちは、「そもそも映画館へ行くのはコスパが悪い」というネガティブな認識からスタートしているため、「だったら気楽で安価なメディアを選ぶ」という発想へ向かうのは自然な流れなのでしょう。

ただ最近、ニュースを見ていて驚いたことがありまして。映画を観ている観客がスクリーンに向かって大声で声援を送る応援上映なるものが話題になってるらしいんですよ。要は、映画館をライブ会場に見立てて、自分の好きなキャラクターを応援するっていう上映形態らしいんですが、今はこういうものが流行ってるんですねえ。すごい時代になったもんだ(笑)。

「上映中はお静かに!」というお馴染みのアナウンスとは真逆の状況なわけですが、4DXの導入で一気に映画館の「アトラクション化」が進んだように、応援上映で映画館の「ライブ会場化」が加速するのかもしれません。まあ賛否はあるでしょうけど、「映画館における新しい楽しみ方」が生まれ、それによって「映画館へ行く理由」が増えるのは、むしろいいことなんじゃないかな?と思いました(^_^)

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