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『ラッシュアワー』映画感想

ラッシュアワー

■あらすじ『ロス市在住の中国領事の娘が誘拐されるという事件が発生!領事が香港から捜査官を呼び寄せたため、部外者に口出ししてほしくないFBIは、地元ロス市警察(LAPD)のカーター刑事(クリス・タッカー)に捜査協力を依頼。カーターはLAPDきってのトラブルメーカーで、上司たちの頭痛の種だった。一方、香港から来たリー捜査官(ジャッキー・チェン)は無口な男で、カーターは彼を出し抜いて事件を解決しようとする。デコボコ・コンビが繰り広げる、抱腹絶倒のアクション・コメディ』


喋りの達者な黒人警官と、カンフーの達人である中国人警官がコンビを組むという、いわゆる正統派バディ・ムービーだ。内容はまあ、“そこそこ良く出来たアクション・コメディ”の域を出ていないが世界中で大ヒットし、2001年に続編が作られた。ちなみに、音楽のラロ・シフリン『ブリット』や『ダーティ・ハリー』などを手掛けたベテランである。

しかも、この映画のメイン・タイトル・テーマはどこかで聞いた事があるような・・・。ああっ、燃えよドラゴンそっくりだ!なんと、ラロ・シフリンは『燃えよドラゴン』のテーマの作曲者でもあったのだ。実は監督のブレット・ラトナーブルース・リーの大ファンで、わざわざラロ・シフリンを指名して「『燃えよドラゴン』みたいな音楽を作ってくれ!」と依頼したらしい。公私混同も甚だしいが、それってジャッキーに失礼では?

あともう一つ気になったのが、エンディングのNG集だ。ジャッキー映画ではお馴染みのオマケ映像集だが、『ラッシュアワー』のNG集はどうも”ヤラセ”臭いのである。特に「クリス・タッカーのポケットの携帯電話が、本番中に突然鳴り出す」というNGシーンは、どう考えてもおかしい!あの服は映画撮影用の衣装だ。当然、クリスの物ではない。それなのに、彼の携帯電話がうっかりポケットに入っていた、などという事が有り得るだろうか?つーか、本番中ぐらい電源切っとけよ!


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