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『パイレーツ・オブ・カリビアン』映画感想

パイレーツオブカリビアン

パイレーツ・オブ・カリビアン』を見た。

ジョニデ演じるジャック船長のキャラクターが生き生きとして個性的で非常に良い。まさにハマリ役だ。しかし、それ以外に良いところが見当たらない。ストーリーがあまりにも薄すぎるし、この内容で2時間23分もかける必要性が全く感じられないのだ。長くても2時間あれば十分じゃない?

なによりアクション・シーンがちっともワクワクしないのが問題だろう。前半のジョニデとオーランドのチャンバラ・アクションは緊迫感が無く、迫力も無い。クライマックスの「呪われた海賊軍団」との決戦シーンもメリハリが無く、だらだらと長いだけで飽きてくるのだ。

海上での戦闘シーンも「マスター・アンド・コマンダー」などと比べるとかなり見劣りすると言わざるを得ない。いつもの「ブラッカイマー節」が今回全然発揮されていないぞ。いったいどうしたんだ?

上映時間を2時間以内に収めて、アクションの盛り上げ方を工夫すればもっとエンターテイメント性は向上すると思うが、このままではストーリーもアクションもあまりにも中途半端だ。なんでこんな映画がヒットしたんだろ?やっぱり主演2人の人気のおかげか?はっきり言ってジョニデとオーランド君のファン以外は見てもあまり意味が無い映画だ。


主演:ジョニー・デップオーランド・ブルームキーラ・ナイトレイ 共演:ジョナサン・プライス 監督:ゴア・ヴァービンスキー 製作:ジェリー・ブラッカイマー