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ジブリアニメが有名になったのは金曜ロードショーのおかげ?


どうも、管理人のタイプ・あ〜るです。

さて、現在「金曜ロードSHOW!」の公式サイトで”観たい映画のリクエスト”を募集していることをご存じでしょうか?


「みたい映画アンケート」と題されたこの企画は、視聴者がそれぞれ放送してもらいたい映画を投票し、寄せられた意見を参考にして次に放送する映画を選定する…という方式だそうです。

これ、個人的には「おお!」って感じなんですよね。なんせ僕の中では金ローって「ハリーポッタージブリをローテーションしている番組」というイメージしかなく、「どんだけジブリを再放送すんねん!」と不満に思っていたので(笑)。


そしたら、同じ意見の人が割と大勢いたらしく(笑)、皆さん自分が観たい映画をどしどしリクエストしているようですね(今のところ『コマンドー』が圧倒的に多い模様w)。

ただ、念のために言っておきたいんですけど、僕は別に「金ローでジブリ映画を一切放送して欲しくない」などと思っているわけではありません。

いや、それどころかむしろ金曜ロードショーがあったからこそ、ジブリ映画はここまで絶大な人気を得ることが出来た」と思っているのですよ。いったいなぜか?

実は、今でこそ誰もが知っている宮崎アニメですが、1989年以前はそれほど有名ではありませんでした。『ルパン三世 カリオストロの城』は劇場公開時に大コケし、『天空の城ラピュタ』や『となりのトトロ』も興行成績的には惨敗しているのですよ。

特に『天空の城ラピュタ』は歴代ジブリ作品の中で史上最低記録を叩き出し、宮崎駿監督を大いに落胆させました(かなり気合を入れて作った映画だったこともあり、余計にガッカリしたらしい)。後に宮崎監督は、ラピュタ』がヒットしなかった理由を以下のように自己分析しています。

たくさんの夢を抱きながら戦う少年を主人公にした冒険物語を作りたかったんです。ただ、実際に作ってみると、お客さんはそういう類の映画を観に来てはくれないようだ、ということが判明したんですよ。しばらく時間が経ってから、「ラピュタが大好きです!」と言ってくれる人はいましたが、公開当時はまったくお客さんが入りませんでした。


女性の場合はそこにいるだけでキャラクターとして成り立つんですが、男性のキャラクターを成立させるためには社会的な立場や地位、もしくは何らかの”宿命”を背負っているといった、「目に見えない何か」が必要なんです。だから、パズーのような普通の労働少年を主人公にした映画で、劇場まで足を運んでもらうというのはかなりキツかった。

このように初期の宮崎アニメは新作を発表する毎に成績を落とし続け、長編5作目の『魔女の宅急便』を制作する頃には、業界関係者の間で「宮崎駿はもうダメだな」「次もコケたら二度と映画を作ることは出来ないだろう」と言われていたそうです。

そんな逆境の中、プロデューサーの鈴木敏夫さんは「何としてでもヒットさせなければ…!」と必死に考え、日本テレビに宣伝協力を求めました。

当時の日本テレビジブリの映画作りに関わっていなかったものの、1985年に『風の谷のナウシカ』を初放送した時、プレゼントの応募総数が100万通を超えるという大反響を経験していたこともあり、宣伝の協力とジブリ映画への出資を快諾。

こうして、日本テレビの多くの番組で『魔女の宅急便』が紹介され、映画をPRする特別番組も作られ、スポットCMも次々とオンエアされました。その結果、『魔女の宅急便』は日本中で大ヒットを記録!

さらにこれ以降、金曜ロードショーでは定期的に宮崎アニメを放送し、宮崎監督以外の新作が公開される際にもPRとして過去の宮崎アニメやジブリ作品を再放送するなど、長年に渡ってジブリをバックアップし続けました。

すると、劇場公開時には全くヒットしなかった『ルパン三世 カリオストロの城』や『天空の城ラピュタ』や『となりのトトロ』なども、次第に認知度が上がっていったのです。

つまり、現在ジブリ作品が「国民的アニメ」と呼ばれるようになったのは、何度も繰り返しジブリの映画を放送し続けた金曜ロードショーのおかげでもあるのですよ。

そういう意味では「金曜ロードショーの果たした役割は非常に大きい」と言えるんですが……しかし、もうそろそろいいんじゃないの?と。もう大抵の日本人がジブリを知ってるでしょ?と(笑)。

そんなわけで、今まであまり金ローで放送されていない映画や過去の名作、みんなで盛り上がれる映画など、テレビでオンエアして欲しい作品をこの機会にリクエストしてみてはいかがでしょうか(^_^)

金曜ロードSHOW!公式サイト


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