あまりに素晴らしい作画に仕上がっていたので、進行に「作画監督、◯◯さんだよね?やれば、できるじゃん!」と言ったら、「いや……あまりいい修正ではなかったので、自分が全部に修正を入れまして……」と衝撃の告白をされ、プロデュサー、総作画監督と驚きの声を上げる。進行辞めて、作画になれ!
— 西村大樹 (@taiki_nishimura) 2015, 10月 21
凄いよ……ここで何本か演出していて、作画があまりよろしくないトコだと諦めていた。今回は、ケタ外れに素晴らしい作画だったとプロデュサーや総作画監督と語りあっていたら、それが全て制作進行が作画監督に呆れて入れた修正だったなんて。なんなんだよ、コイツ。
— 西村大樹 (@taiki_nishimura) 2015, 10月 21
制作進行が入れた作画修正を見る……凄い。俺「原画か動画を描いたことは?」制作「ないです」俺「どこかで学んだことは?」制作「ないです」俺「イラストや漫画を描いていたとか?」制作「ないです」俺「じゃあ、なんで描けるんだよ!」制作「毎日見ていたら、描ける気がしてきて」天才かよ……。
— 西村大樹 (@taiki_nishimura) 2015, 10月 21
真剣に、制作から作画へ転向することを勧める。総作画監督が修正を見て「凄い……」を連発している。
— 西村大樹 (@taiki_nishimura) 2015, 10月 21
特にハイライトの入れ方が上手いんだよ。それで煌びやかに見える。「人がいなかったから使っていた感じだろ、あの作画監督。代わりに入れようよ」と総作画監督が。「総作画監督補佐とかでもやれるんじゃない?」と言うと、「まったく問題なし!」と。制作業務の片手間で、ここまで修正を描けるとは!
— 西村大樹 (@taiki_nishimura) 2015, 10月 21
デスク曰く「作画監督を差し置いて制作が修正なんて、許されることではない。しかし、ここまで上手いと……ちょっと驚愕だな」とりあえず、一度原画を描かせることに。そこで今後を考えようと。が、本人は作画になりたくないらしい。理由は、「制作に追い立てられるのがイヤだから」お前が言うな(笑)
— 西村大樹 (@taiki_nishimura) 2015, 10月 21
ちなみに、自分は作画経験も制作経験もないアニメ演出家だったりする。演出助手から始めたもので。しかし、口パクだけは上手い自身があります。リテイクが間に合わないとき描きまくっていたら、なかなかの腕前になりました。まぁ、だれでも描けそうな気もしますが(笑)
— 西村大樹 (@taiki_nishimura) 2015, 10月 21
時々、作画経験がない演出の方が、作画監督より上手い演出修正を描いていたりする。拡大したら、このまま動画に回せるレベルのコンテを描く人とか。羨ましくてね、絵の描けない演出としては……。
— 西村大樹 (@taiki_nishimura) 2015, 10月 21
「お前は作画監督レベルの才能がある。かなり上手い作画監督レベルの。でも、制作進行が修正を入れるのは、問題だからな。そこは怒っておく。2度とやるな。やるならば、きちんと作画監督としてやれ。いや、やるべきだ」そう言って帰る。
— 西村大樹 (@taiki_nishimura) 2015, 10月 21
「絵を学んだことがないのに、数を見ていたら上手くなってしまうんだなぁ」と女に話す。「私の周りにもいるよ、そういうヤツ。親が車の運転しているのを見ていて運転を覚えたヤツなんて、中学の同級生に一杯いたもの」いやいやいや、違いすぎるって!ていうか、どんな中学時代を過ごしていたんだ?
— 西村大樹 (@taiki_nishimura) 2015, 10月 21
まさに「門前の小僧習わぬ経を読む」ですな(笑)。それにしても…
俺「原画か動画を描いたことは?」
制作「ないです」
俺「どこかで学んだことは?」
制作「ないです」
俺「イラストや漫画を描いていたとか?」
制作「ないです」
俺「じゃあ、なんで描けるんだよ!」
制作「毎日見ていたら、描ける気がしてきて」
動画経験が無くても普段から絵を描いていれば、ある程度はアニメの仕事も出来ると思うが、それすら無いのにいきなり作監修正をやれちゃうって、ちょっと信じられないんだけど……天才なら可能なのだろうか?
※追記
その後、何故か一連のツイートの大半が削除されてしまった。何か問題でもあったのかな?
なんか、勘違いする人がいたから削除した。アイツのことじゃないって……。
— 西村大樹 (@taiki_nishimura) 2015, 10月 23
今回は反省たな。関係者には了解をとって書いたあとも見せて、しかも時間差をかなり付けてツイートしたのだが、「これは俺のことだろ?」なんて勘違いするヤツが……お前の絵なんて、見たことないよ!ま、今後は自分を中心といた愚痴とバカ話しだけにしていきますわ。
— 西村大樹 (@taiki_nishimura) 2015, 10月 23
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