昨日、国賓として訪日したオバマ米大統領が安倍晋三首相と会食しましたが、その際訪れた銀座の高級すし店「すきやばし次郎」が話題になっているようです。「すきやばし次郎」は、世界的にも有名なレストランの格付け本「ミシュランガイド」で7年連続三ツ星を獲得するほど評価が高く、アメリカではなんと『二郎は鮨の夢を見る』というタイトルで映画化までされました。
メトロポリタンオペラの総帥:ピーター・ゲルブ氏の息子でもあるデヴィッド・ゲルブ監督は、来日中に「すきやばし次郎」の鮨と出会い、その芸術的な美味しさに感動して映画制作を決意。ゲルブ監督は、鮨の味だけでなく、店主の小野二郎さんの鮨に対する姿勢を見て、「この人こそ映画のテーマそのものだ!」と感激したそうです。
大正14年生まれの小野二郎さんは今でも現役の鮨職人として鮨を握り続け、「世界で最も高齢の三ツ星料理人」としてギネスブックにも認定されているらしい(現在89歳)。映画『二郎は鮨の夢を見る』は、そんな小野二郎さんの鮨の技を究めようと探求し続けるストイックな姿と、伝説的存在である父に追いつくべく奮闘する長男・禎一さんの姿を描いたドキュメンタリー作品で、第61回ベルリン国際映画祭において、食と環境をテーマとする作品を対象としたカリナリ・シネマ部門に出品されました。
●映画『二郎は鮨の夢を見る』
また、この映画はハリウッドセレブの間でも話題になり、アーノルド・シュワルツェネッガーやヒュー・ジャックマンやアン・ハサウェイなど、数多くのスター達が来日の際には「すきやばし次郎」を訪れているそうです。いったいどんなお店なんでしょうねえ。でも、「一人3万円から」という価格設定を聞くと気軽には行けないな〜(^_^;)
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