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三池崇史監督『DEAD OR ALIVE〜犯罪者〜』衝撃のラスト!

DEAD OR ALIVE〜犯罪者〜

■あらすじ『セックス、金、ドラッグ、暴力、あらゆる欲望の渦巻く街・歌舞伎町で、チャイニーズ・マフィアのボスとホモのヤクザが殺される事件が発生。単なるヤクザ同士の喧嘩ではないと睨んだ新宿署の刑事・城島(哀川翔)は、事件の裏に歌舞伎町支配を狙う若きギャング団の存在を知り、捜査を開始する。その一方で、彼は歌舞伎町を取り仕切る桜井組から難病の娘の手術代2千万円を用立ててもらっていた。その頃、中国残留孤児を率いる銀行ギャング団のボス龍一(竹内力)は、桜井組が大陸マフィアと取引しようとしていた覚醒剤の横取りを計画していた。龍一らは取引現場に押し入るが、そこに乗り込んできた城島の部下によって計画は失敗し、龍一の弟・冬二が凶弾に倒れる。復讐に燃える龍一は、城島の車に爆弾を仕掛け、城島の目の前で彼の妻と娘を殺害。愛する者を殺され仇同士となった龍一と城島は、決着をつけるべく壮絶な銃撃戦を展開する。想像を絶する衝撃的な戦いの火蓋が今、切って落とされた!』


※記事の中にネタバレがあります。


DEAD OR ALIVE〜犯罪者〜』は凄い映画である。一応、物語らしきものは存在するが、そんなものは全く意味を成さない。なぜならこの映画は「ありとあらゆるものが狂っている」からだ!オープニングからエンディングまで壊れまくった暴走は止まる所を知らず、イカレた登場人物たちは傍若無人の限りを尽くす!

大杉漣は3メートルものコカインを一気に吸い込み、ダンカンは犬と女を獣姦させ、石橋蓮司は女をウンコプールで溺死させ、鶴見辰吾は青龍刀を振り回し、塩田時敏はブチ殺され、本田博太郎は自分の手をカツレツにする!まさしくやりたい放題だ!

挙句の果てにはショットガンで撃たれた男の腹から、食べたラーメンを画面一杯にブチ撒けるという信じられないビジュアルを炸裂させる!しかもそのラーメンがフルCG!なぜ!?

そして最終的に観客が目にするものは、もはや“伝説”と化している前代未聞のラストシーンだ!この世に“絶対に誰も結末を予測できない映画”があるとすれば、本作以外にはありえない。

哀川翔こっそりと服の中に隠していたバズーカ砲を取り出し、竹内力は何の伏線も無くいきなりカメハメ波を発射!そして地球は崩壊する!!!???

予測できるか、こんなもん!

ここまではっきりネタバレを書いても、映画を見ていない人には何が何だかさっぱり分からないだろう。映画を見ていても意味が分からないのだから当然だ。とにかく「ウソだと思うんなら映画を見てくれ」としか言いようが無いのである。

それまでのストーリーを全て捨て去り、最後の5分で全く別の映画へと変貌を遂げる驚愕のラスト!映画の既成概念をあっさりとブチ破り、ドラゴンボールの世界へと突入するという荒業を目の当たりにした瞬間、頭の中は真っ白になり言葉を失う!

おそらく劇場でこの映画を見た人は、そのあまりにも凄まじい終わり方に座席から立ち上がれないほどの衝撃を受けたに違いない。並みの神経では到底太刀打ち出来ない、まさにメガトン級の破壊力だ。こんなとてつもない映画を作ってしまうとはさすが三池崇史監督、思考回路が尋常ではないッ!!!