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007シリーズ『ワールド・イズ・ノット・イナフ』映画感想

ワールド・イズ・ノット・イナフ

ワールド・イズ・ノット・イナフ
■あらすじ『英国の石油王がMI6の中で爆死するという怪事件が発生。ジェームズ・ボンドピアース・ブロスナン)は石油王の娘エレクトラソフィー・マルソー)を警護する為にカスピ海へ飛んだ。そこではテロ組織のリーダー・レナード(ロバート・カーライル)がロシアの核基地から核弾頭を奪い、巨大パイプラインを破壊しようと計画していた。ボンドは核のエキスパート・ジョーンズ博士(デニス・リチャーズ)の協力の下、戦いを開始した!』



昨日に続いて爆乳娘・デニス・リチャーズの登場である。しかも栄光ある007のボンドガールという大役なのだ。今回も観客の期待を裏切る事無く、短パンにタンクトップという露出度の高い衣装で大活躍。

しかしそのエロエロパワー全開のダイナマイト・バディとは裏腹に、“原子核物理学者”という頭の良さそうなキャラ設定には1ミリの説得力も感じられない。

しかも役名がクリスマス・ジョーンズという尋常でないネーミングセンスを炸裂させており、もはやどう考えても悪い冗談としか思えないのは困った問題と言えよう。

しかしこれは共演のソフィー・マルソーも同様で、石油王の娘という設定でありながらエレクトラ・キングという宇宙怪獣みたいな役名をつけられており、気の毒としか言いようが無い。

どうやら007シリーズには“毎回ボンドガールに変な名前をつける”という伝統行事があるらしく、これをイアン・フレミングの右手の法則」と呼んでいるそうだ(ウソ)。

内容はいつも通り、ジェームズ・ボンドがスパイに有るまじき目立つ行動を取りまくる、痛快娯楽大作だ。細かい突っ込み所はとりあえず無視して、単純にエンターテイメントとして鑑賞すべし。