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アンジェリーナ・ジョリー主演『テイキング・ライブス』感想

テイキング・ライブス

NHK会長を辞任した海老沢勝二前会長(70)が26日付で顧問に就任したことで、同局には27日、数万件もの抗議の電話が殺到し、回線がパンク状態になったらしい。即行で顧問を辞任したらしいが、いったい何を考えているのか。これでまた受信料の未払いが増えるんだろうな。NHKつぶれるんじゃないのか?(笑)



■あらすじ『1983年のカナダ。一人の少年が家を出た数日後、母親の元へ彼の交通事故死の知らせが届く。だがしかし・・・彼は生きていたのだ!他人の人生を乗っ取る恐るべき殺人鬼として!』
オープニングが始まって数分間、まるでロードムービーのような映像と音楽がいつまでも続くので「しまった!タイトル間違えたのか!?」と一瞬あせってしまった(笑)。映画自体の完成度は高く、ラストの引っ張り方も、なかなか良く出来ていると思う。ではなぜあまり話題にならなかったかと言えば、一つは「映像的な見せ場が少ない」からだろう。ハデな銃撃戦とか、ウリになるヴィジュアルが無い為、いま一つ見た目が地味になってしまうのだ。
もう一つは「敵のキャラクターにインパクトが無い」ということ。確かに「殺した人間に成りすます連続殺人犯」という設定は実際にいたら怖いだろう。しかし「ハンニバル」や「セブン」などで強烈なキャラクターを見た後では残念ながらどうしても見劣りしてしまうのである。過去に出てきたサイコキラーを上回るだけの「衝撃」に欠けるのだ。ついでに、微妙なキャスティングもクセモノだ。イーサン・ホークキーファー・サザーランド、チェッキー・ケイリオまで出てるのだが、はっきり言って豪華なのか何なのか良く分からん(笑)。
とは言うものの、一定水準以上の出来である事は間違いないので見て損は無いと思う。途中、アンジェリーナ・ジョリーの○○○なシーンも見られるので、知らずに見たらちょっと得した気分になれるかも(笑)