TVドラマ『電車男』を見た。噂のオープニングは確かに「DAICONⅣ」そのまんまで大笑い。「ダイコン」が「ニンジン」になってる所とか芸が細かいね。でもそれほど凄いとは思わなかったなあ。オリジナルの非常識なほどの凄まじい動きやテンションには遠く及ばない。なんせ“板野サーカス”を板野一郎本人が描いているのだから。
とはいうものの、実はイマイチ確証は無い。ゲスト・アニメーターとして板野一郎が原画を描いているのは間違いないのだが、なんせ古い作品なので誰がどのカットを描いたのかはっきり分からないのだ。唯一確定している事実は、「女の子の乳を揺らしたのは貞本義行だ」という事ぐらいである（笑）。けど尺も短いし、関係者はどういうふうに見ているんだろうと思ったら、岡田斗司夫が自分のHPに感想を書いていたので抜粋。
「イマイチだったのが評判のオープニングアニメ。「DAICONⅣ」へのオマージュと言うかパロディなのは面白いし、「やられた！」と正直思いました。ところが、その素晴らしいアイデアの具現化レベルが低い。はっきり言って、「アニメが下手でセンスが悪い」。なんで22年も前の自主製作アニメに、センスも技術も負けるかなぁ。パクるのなら、オリジナルを超えること！特にあのアニメを見て喜ぶ人はみんなオリジナル知ってるわけだからね」（OTAKING SPACE PORTより）
う〜ん、かなり手厳しいですなあ。でも確かにその通り。今の技術で作ればもっと凄いものが出来るような気がするんだけどねえ。
