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なぜ新海誠監督作『君の名は。』は「気持ち悪い」と言われてしまうのか?

新海誠監督作『君の名は。』

新海誠監督作『君の名は。

どうも、管理人のタイプ・あ~るです。

先日、テレビで新海誠監督の大ヒット劇場アニメ『君の名は。』が放送され、平均視聴率12・4%(関東地区)という高い数字を記録しました。

2016年に公開された当時は250億円という驚異的な興行成績を叩き出し、日本中で話題になった本作ですが、3年経った現在でもその人気は衰えていないようです。

 

だがしかし…

 

テレビで『君の名は。』が放送された直後から、SNS上で「『君の名は。』を観たけど気持ち悪い」という感想が多数投稿されていたらしいのですよ。いったいどうして…(T_T)

これらの意見を見てみると、主に「口噛み酒」や「胸を揉むシーン」や「胸が揺れるシーン」などが”気持ち悪いと感じた理由”として挙げられているようですね。

まぁ確かに、普通の感覚で考えれば女子高生が自分のオッパイを何度も揉んだり、口の中に入れたものをグチュグチュ噛んで吐き出して酒を造る…なんて描写は「気持ち悪い」と言われても仕方ないかもしれません。

ただ(別に擁護するわけではありませんが)、もともと新海誠監督は、例えば『ほしのこえ』にしても「制服を着た女子高生が巨大ロボットに乗って宇宙人と戦う」など、特定の層にしか受けないような”極めて趣味性の強いアニメ”を作っていたのです。

そのことは本人も自覚しているようで、「もともと僕の作品は、ファンの方が見てくれて、見るはずのない人たちは見ないタイプの映画でした」と最近のインタビューでも語っているのです。

つまり新海監督にしてみれば、「今までは自分の好きなようにアニメを作って、自分と同じ嗜好を持つファンたちが喜んで観てくれていたのに、大ヒットしたせいで一般の人までが観るようになり、一般の感覚で批判してくるのがウザい」みたいな心境なのでは…(推測ですけどw)。

しかし、もし「気持ち悪い」と言っている人たちの意見を真摯に受け止め、今後はそういうシーンを一切入れず、品行方正なアニメを作ります!みたいなことになったらどうでしょうか?

「マイナーからメジャーになる」ということは、そういう世間の反応も意識し、自分の作風を変えていかなければならないのかもしれませんが、「果たしてそれでいいのか?」という気もするんですよねぇ。

なお、昔ながらの新海誠ファンからは以下のような意見も出ているようです。

というわけで、間もなく最新作『天気の子』が公開される予定の新海誠監督ですが、個人的にはメジャーになっても今まで通りの”新海ワールド”を見せて欲しいと思っています(^.^)

 

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