ひたすら映画を観まくるブログ

映画やアニメについて書いています

「好きな映画」を聞かれたら、どう答えるのが正解なのか?

どうも、管理人のタイプ・あ〜るです。

先日、以下のブログ記事が話題になっていたので読んでみました。
hukadume7272.hatenablog.com
内容を要約すると、「映画好きに対する質問の中で特に回答に困りがちな10個の質問」を取り上げ、一つ一つ解説しながら筆者がひたすら答えていく、というものです。

もうね、読んでみたら「あ〜、あるある!」と納得しまくりなんですよ(笑)。例えば「一番好きな映画はなんですか?」という質問。これ、普通の人には何てことないシンプルな問い掛けでしょうけど、映画好きにとっては超難問!

今まで観てきた無数の映画の中から”ベストオブベストの1本”を選ばねばならないというプレッシャーに耐え切れず「うわあああ選べねええええ!」とパニックになること間違いなしの、まさに禁断のクエスチョンなんですよ。

いや、もちろん普通に「自分の好きな映画はこれ!」って答えようと思えば答えられますけどね。ただ、チョイスした作品によっては相手からバカにされるんじゃないか?…という不安を拭い切れず、判断に迷いが生じてしまうのです。

そんなわけで本日は、映画好きを悩ませるこれらの質問から代表的な3つを取り上げ、何と答えるのが最適なのか、自分なりの解答を考えてみました(すいません、完全に便乗ネタですw)。


①好きな映画はなんですか?
この質問は本当に多い。マジで多い。もう、今まで何度聞かれたか分かりません。そして、今まで数え切れないぐらい失敗を繰り返して来ました。「そんなことを気軽に聞かないでいただきたい!」と怒りすら覚えるほどです。

さて、「じゃあどんな映画を挙げればいいの?」って話なんですが、この手の質問に答える前に、まず”シチュエーション”を設定しなければなりません。なぜなら、「質問した相手」によって選ぶ映画が異なるからです。

例えば、親しい友人から聞かれた場合は、気を遣う必要が全くないので素直に自分の好きな映画を答えればいいと思うんですよ(知人が改めてこんなことを聞いてくる状況はほぼ無いでしょうけど)。

また、自分と同じような映画好きから聞かれた場合、相手は「どれぐらいのレベルなんだ?」とこっちの技量を推し量ろうとしているので、ありったけの知識を総動員して「これぞ!」という作品を挙げなければなりません。

しかし、この場合も「相手が映画に詳しい」という前提ならば、多少マニアックな作品を挙げても対応してもらえるため、割と気楽に答えることが出来るはずです(例:映画オタク同士の飲み会など)。

厄介なのは「あまり映画に詳しくない&初対面の人」から聞かれたパターンですね。この場合、実は質問している当人は映画にそれほど関心がなく、単に「会話を広げるきっかけ」として訊ねているだけだったりするんですよ(例:合コンなど)。

そうなると、こちらとしてもなるべく「会話が広がりそうな映画」をチョイスする必要に迫られるため、「ううう〜…」と長考に入らざるを得なくなるわけでして…。とは言うものの、質問自体はかなりアバウトなんですよね。

だから、『レインマン』『ゴッドファーザー』『天使にラブソングを』『フォレスト・ガンプ』『スタンド・バイ・ミー』『レイダース』『ロード・オブ・ザ・リング』『未知との遭遇』『シザーハンズ』など、広範囲(メジャーな映画)に網を張っておけばどれかに引っ掛かるんじゃないかなと(笑)。

もちろん洋画の定番作品だけでなく、邦画やアニメを入れてもいいでしょう。また、最近はリメイクや続編ものが流行りなので、『スター・ウォーズ』や『ブレードランナー』など昔のSF映画を取り上げても、意外と話が盛り上がるかもしれません。

ちなみに僕自身の経験で言えば、ジブリ映画を挙げると大体ウケが良かったです(笑)。ディズニーアニメもいいんですが、強いのはやっぱりジブリ!老若男女を問わず、どこへ行ってもジブリアニメは人気がありますよね〜。

なお、合コンの際はあまりマニアックな映画やアクションものはなるべく避けた方が無難だと思います(「映画に詳しくない人でも知ってそうな作品」を選ぶのがポイント)。あと、映画の鑑賞回数を聞かれても「年に300本以上は観てます!」などと正直に答えたらドン引きされるので(これも経験上w)、なるべく控え目に申告する方が良いでしょう。


②いちばん好きな映画はなんですか?
さあ質問の難易度が一気に上がりました(笑)。これを聞かれたらもう、色んなジャンルの作品を満遍なく挙げる「数撃ちゃ当たる戦法」が使えません(真面目な映画ファンならフリーズ間違いなしの超難問)。なので、この問いに対する正解はズバリこれしかない!

ショーシャンクの空に

映画にそれほど興味がない人でもタイトルぐらいは知っているであろう知名度の高さ。ベタではあるものの不特定多数の人に共感してもらえる優れた汎用性。さらに「名作」としての評価がすでに確立している抜群の安心感!

あらゆる条件を考慮し、最終的に辿り着いた結論がこの作品です。相手によっては「あ〜…」という反応をされる可能性が無きにしも非ず(特に映画マニアの前でこのタイトルを口にすると、あまりにも定番すぎて微妙な空気になるかもw)ですが、大きくスベることはまずないでしょう。まさに鉄板中の鉄板、「完全なる安パイ」です(笑)。

まあ無難っちゃ無難ですけど、本当に答えに詰まったら取り合えず「『ショーシャンクの空に』です」って言っとけば間違いない!と思う(『ニュー・シネマ・パラダイス』という手もあるが、さすがにベタすぎるかなw)。

③おすすめ映画はなんですか?
うう恐ろしい…、なんて恐ろしい質問なんだ…。コレ、うっかり「好きな映画」と同じに考えてしまう人がいるかもしれませんが、大間違いです。「自分の好きな映画」じゃなくて、「相手が気に入りそうな映画」をオススメしなければならないのですよ。

↑なので、調子に乗って自分の好きな映画を薦めまくったら確実にこうなりますのでご注意ください。「じゃあ、どうすりゃいいの?」って話なんですけど、この場合に必要なのは”提案力”なんですね。

”提案力”、つまり会話の内容から相手の趣味や嗜好を分析し、「最も好まれそうな映画を提案するスキル」が求められるのです。うおおお〜、難しい!難しすぎる!一体どうすればこの難題をクリアーできるのか…?

具体的な方法で言うと、例えば相手が「『ハリーポッター』観たことあります」と言った場合、ファンタジー系の作品や同じ俳優が出演している作品など、共通の要素を持った映画がいくつか思い浮かぶでしょう。

その中から、「スネイプ先生役で出ていたアラン・リックマンが『ラブ・アクチュアリー』という映画にも出演していて、なかなか良かったですよ」みたいな感じで薦めればいいんじゃないかと(ちなみにアラン・リックマン繋がりなら『ギャラクシー・クエスト』もオススメです)。

というわけで、「好きな映画を聞かれた時の答え方」を色々検証してみたんですが、我ながら「非常に面倒くせえヤツだな」という感じしかしませんね(苦笑)。

まぁ、”映画好き”に限らず、”マンガ好き”でも”音楽好き”でも「一番好きな作品はなんですか?」と初対面の人に聞かれたら、結構みんな悩んでしまうのではないでしょうか?

ただ結局のところ、この手の質問をする人は作品名そのものよりも”コミュニケーション”を求めている場合が多いので、しっかり場の空気を読み、「その時の状況に応じたベストな回答」を提示することが一番大事だと思います(^_^)


死ぬまでに観たい映画1001本

100年以上前の名作から最新作まで、映画を愛するすべての人に捧げる名作映画ガイドブックの決定版!

キネマ旬報ベスト・テン90回全史

90年分の興行ベストや映画界10大ニュース、コラムやデータをまとめた一冊。資料的価値がすごい!

映画秘宝EX 究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10

マニアックなベストがお好みな方はこちらをどうぞw

●人気記事一覧
type-r.hatenablog.com
type-r.hatenablog.com
type-r.hatenablog.com
type-r.hatenablog.com
type-r.hatenablog.com