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『ザ・レイド GOKUDO』DVD&Blu-ray発売決定


ザ・レイド GOKUDO』のDVDとブルーレイが発売されることになったようです。シリーズ1作目の『ザ・レイド』は、インドネシアの伝統武術プンチャック・シラットの使い手である警官の主人公とSWAT隊員たちが、麻薬王が支配する30階建てのビルに侵入し、襲い掛かって来る大勢の敵たちとシラットを駆使しながら対決するという凄まじいアクション映画でした。

しかもシラットだけでなく、機関銃や拳銃、ナイフなどの様々な武器も入り乱れ、全編に渡って痛そうなアクションが炸裂するエンタメ作品として日本でもファンを獲得。『ザ・レイド GOKUDO』は、そんな前作の2時間後から始まる物語なのですよ。

当然、パート2になって敵もパワーアップしています。インドネシアのマフィアに加え、日本のヤクザが参戦。二つの組織を相手に覆面捜査官として立ち向かっていく主人公。そしてヤクザ役には松田龍平遠藤憲一北村一輝など豪華な日本人俳優がキャスティングされました。

日本人のヤクザを登場させた理由として、ギャレス・エヴァンス監督は「単なるインドネシア内のギャング抗争の話ではなく事態を混沌とさせたかったことと、子供のころから香港ノワールや日本のヤクザ映画が好きだったから」とコメントしています(北野武監督の映画の影響も受けているらしい)。

今回参加した日本人チームの撮影期間は約1週間という短さだったそうですが、スタッフともいい関係を築いていたという。監督曰く、「松田さんは少ないセリフにもかかわらず、多様な表情と仕草でキャラクターを表現していました。脚本の読み合わせ段階でも彼から様々な提案をいただき、私たちはいくつも採用しています」とのこと。

また、『ザ・レイド GOKUDO』では前作には無かった激しいカーアクションなども盛り込まれているんですが、ジャカルタでカーアクションを撮影するのは至難の業だったそうです。以下、監督のコメントより↓

「公道を通行止めにするのは、本当に本当に難しいことでした。ジャカルタの交通渋滞を知っている方なら奇跡だと思うでしょう。朝4時台から待機していても4〜5時間ぐらいしか撮れない上、政治家が通るなどということになれば中断せざるを得ない。また、通行止めした路上では商売もできないため、いろいろな人を怒らせてしまいました。罵倒する意味のインドネシア語を全部覚えたぐらいです(笑)


いや〜、大変な撮影だったんですねえ(^_^;)