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大泉洋、再び北海道を舞台にした映画『ぶどうのなみだ』に出演!


大泉洋さんといえば、地元:北海道のローカル番組『水曜どうでしょう』でブレイクを果たし、東京へ進出後はバラエティ番組やTVドラマなどに相次いで出演。近年は『探偵はBARにいる』、『清須会議』などの劇場作品で主役を務めるなど、様々な分野で活躍している人気タレントです。そんな大泉さんを、映画『しあわせのパン』(原田知世さんと共演)のスタッフが再び主演に迎え、北海道の豊かな大自然を舞台にワイン作りに励む兄弟の姿を描く、北海道オリジナル企画第2弾『ぶどうのなみだ(仮)』を制作することが明らかになりました。


第1弾の『しあわせのパン』はオール北海道ロケで撮影し、2012年1月に北海道先行公開、その後全国公開された作品です。東京から北海道の洞爺湖の畔に移り住み、小さなオーベルジュ式のパンカフェ「マーニ」を営む夫婦と、そこに訪れる客たちとのふれあいを描いたこの映画は、小規模公開ながらも興行収入3.8億円をあげるスマッシュヒットを記録。その好成績を受けて『ぶどうのなみだ(仮)』を作ることが決まったようです。

今回大泉さんが演じるのは、かつてある夢のために家族を捨てた主人公アオ。今はその夢を失って故郷に戻り、父親が残したブドウ畑でワイナリーを営んでいる、というキャラクターです。そんなアオにどこか素直になれない気持ちを抱えながらも、ワイン作りを手伝う一回り年の離れた弟ロクを演じるのは『ヒミズ』『悪の教典』の染谷将太さん。そして監督・脚本は『しあわせのパン』に引き続き三島有紀子さん、企画はクリエイティブオフィスキューの鈴井亜由美さんが務めるとのこと。ちなみに、鈴井亜由美さんの旦那は、『水曜どうでしょう』のミスターでお馴染みの鈴井貴之さんです。

大泉さん曰く、「この映画は『しあわせのパン』に続いて、三島監督や鈴井プロデューサーをはじめとしたスタッフと共に作るシリーズ第2弾ともいうべき作品です。北海道は景色も素晴らしいし、おいしいものも本当に多い。そんな誇らしい北海道から発信される映画を、全国の皆さんに温かく迎えていただけるとうれしいです」とコメント。本格的な共演はこれが初めてとなる染谷さんについては、「僕よりもずっと若いですが、とても尊敬する役者さんで共演が楽しみです」と語っているそうです。

一方の染谷さんも「大泉さんとは、ちゃんと話すのはほぼ初めてだったのに、お会いしたら初めてじゃない気がしました。何だか素敵な意味で不思議な作品になりそうです」と大泉さんとの共演を楽しみにしている様子。さらに「北海道の大地をかみ締めながら、ワインの香りに包まれ、皆さんと生活してればロクとしてそこに立てると確信しました」と自信をのぞかせていました。

そんな出演者たちの思いに応えるように、本作は早くもシリーズの継続が検討されているらしい。まだ2作目の撮影も始まっていないのに、スタッフは「パン、ワインときたら次はチーズかな〜」とすでに3作目の構想を練っているそうです。気が早いなあ(^_^;)

本作では四季折々の美しい大地の風景はそのままに、舞台を前作の洞爺湖にたたずむパンカフェから、空知(そらち)地方のワイナリーに移し、家族と愛の物語を映し出すとのことで、今月15日にクランクイン、オール北海道ロケで12月中旬にクランクアップを予定。2014年秋に公開されるそうです。楽しみですね〜!