ひたすら映画を観まくるブログ

映画やアニメについて書いています

今年の重大ニュース!

冬ソナ

2004年(個人的)映画重大ニュース
気が付くと今年も残りあとわずかとなってしまった。お約束ではあるが(自分の中での)映画に関する重大ニュースを振り返ってみたい。



★第5位:韓流ブーム
映画におけるきっかけは「シュリ」からだと思うが、「凄まじいばかりのブーム」の火付け役は間違いなくヨン様だろう。しかし正直ここまで韓国映画が日本で普及するとは想像も出来なかった(オバサンパワー恐るべし!)。今年もブラザーフッドシルミドなど多くの韓国映画が公開されたが、一番印象に残っているのはオールドボーイだ。とにかく圧倒的な「エンターテイメント性」の高さに度肝を抜かれたのである。まさに韓国映画の底知れぬパワーを見せ付けられた一本だった。



★第4位:純愛映画ブーム
「泣けるラブストーリー」が今年のキーワードの一つ。CGが氾濫する大げさな映画ばかりの昨今、「セカチュー」や「冬ソナ」などのベタでストレートな恋愛ドラマが逆に新鮮に感じられたのか、あるいはそれほど皆愛に飢えているのか、日本中で大ヒット。特に「いま、会いにゆきます」における号泣度の高さは筆舌に尽くし難い。



★第3位:実写化ブーム
キャシャーン」「キューティーハニー」「忍者ハットリくん」など、懐かしいマンガやアニメの実写映画が次々と公開された。来年も「鉄人28号」が公開予定となっている。さらにハリウッドでも「鉄腕アトム」や「ドラゴンボール」や「エヴァンゲリオン」が実写化されるそうで当分この傾向は続くと思われる(現在の映画業界は世界的にネタ不足なのだろうか?)。



★第2位:アニメーションブーム
ファインディング・ニモ」や「シュレック2」など海外のCGアニメが大ヒットしたが、特筆すべきは日本のアニメだ。なんと押井守大友克洋宮崎駿という日本を代表するアニメ監督がそろって新作を公開したのである。しかもどの映画もそれぞれの作家性が溢れまくっているという、ファンにはたまらん状況なのだ。押井守の「イノセンス」はまさにどこを切っても押井節全開の怪作で一般の観客は完全に置いてけぼり。大友克洋の「スチームボーイ」も物語よりも破壊描写にとことんこだわる潔さを見せ付けた。そして「ハウルの動く城」に至っては、もはやストーリーすら良く分からないという見事なぶち壊れぶりを炸裂させている。まさに2004年は「アニメの当たり年」だったと言えるだろう。



★第1位:デビルマン事件勃発
2004年の映画事情を語る上で避けては通れない、「衝撃の問題作」である。かつてここまで罵詈雑言の批判を受け、罵倒されまくった映画が存在しただろうか?公開と同時に多くの映画サイトで大論争が巻き起こり、ヤフーの映画掲示板が一時大変な状態に陥ったという空前絶後のダメ映画である。ある意味「日本映画史上に名を残した」と言っても過言ではないだろう。まさに最狂の一本!