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完全ネタバレ!『シン・エヴァンゲリオン劇場版』

シン・エヴァンゲリオン劇場版

シン・エヴァンゲリオン劇場版


どうも、管理人のタイプ・あ~るです。

さて、3月8日から公開された『シン・エヴァンゲリオン劇場版』ですが、月曜日公開にもかかわらず初日から大勢のファンが詰めかけ、3月15日までの7日間で累計興行収入は33億4000万円、観客動員数はなんと219万人を突破!これは前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の約1.5倍に相当する数字だそうです。相変わらず凄まじい人気ぶりですねえ。

というわけで、公開からたいぶ時間も経ったことだし、もうネタバレ全開で書いてもいいですか?いいですね?では、本日は『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観て感じたことをネタバレしまくりながら色々書いてみたいと思います(未見の方はご注意ください!)。

シン・エヴァンゲリオン劇場版

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まず、本編開始前に東宝東映・カラーの各社ロゴが映る際、真希波・マリ・イラストリアスの歌声が聴こえてきます。新劇場版は「冒頭でマリの歌が流れる」というお約束があり、『破』では「三百六十五歩のマーチ」(水前寺清子)、『Q』では「ひとりじゃないの」(天地真理)を歌っていました。

そして完結編となる本作では、水前寺清子の「真実一路のマーチ」と佐良直美の「世界は二人のために」。なんと2曲です。これにはマリを演じた坂本真綾さんも驚いたようで、「どちらか1曲を少し流すだけかな?と思ったら、まさかの2曲フルサイズ。しかもド頭から流れていたので青ざめました(笑)」とコメント。

その歌を聴きつつパリ旧市街を舞台にした「ユーロネルフ第1号封印柱復元作戦」が始まるわけですが、ここで繰り広げられるバトルが超カッコよかった!限られた時間の中で必死にミッションを遂行するヴィレのクルー、大量に押し寄せるネルフエヴァMark.44A(航空特化タイプ)、それを迎撃するマリのエヴァ8号機β(臨時戦闘形態)。

両腕のガトリング砲を連射しながら「ニャニャニャニャニャ~!」(坂本真綾のアドリブ)と絶叫するマリや、陸戦用エヴァMark.4444Cの陽電子砲攻撃を仁王立ちで睨みつける赤木リツコ、「ダメです!」「無理です!」を連発する男性クルーに「これだから若い男は…!」と苛立ちを隠さない伊吹マヤ(あんたも昔「ダメです」ばっかり言うてたやんw)。

さらに第二射を撃とうとしている4444Cを見て「激ヤバですうぅぅぅ!」と悲鳴を上げる北上ミドリなど、現場はまさに大混乱。そんな中でも各人が懸命に自分の職務を全うし、マリは陽電子砲にエッフェル塔を突き刺して(文字にするとスゴいなw)4444Cを撃破!どうにか封印柱の復元に成功し、パリ旧市街とユーロネルフも元の状態に戻りました。

正直、個人的には「アバンタイトルの戦闘シーンが本編全アクションの中で一番良かったんじゃないの?」と思いましたねえ。それぐらい興奮しました(後半にもアスカやマリのアクションはあるんだけど、”物量主義”って感じであまり好みじゃないんですよね…)。

シン・エヴァンゲリオン劇場版

シン・エヴァンゲリオン劇場版

派手な戦闘が終わると、シンジ・アスカ・レイの3人がコア化して赤く染まった土地を歩いている場面へ移ります。しかし、途中で防護服の人と遭遇して連れて行かれた場所は…なんと村!第3新東京市ならぬ第3村が存在していたのです。これにはメッチャ驚きました(笑)。

さらに『Q』に出て来なかった鈴原トウジ相田ケンスケが大人の姿で再登場!生きとったんかワレ!てっきり死んだと思ってたのに!良かったなあああ…(泣)。しかも委員長の洞木ヒカリと結婚して子供まで生まれてるし!おめでとう!あっ!ペンペンもいた!スゲー増えてるやん!

…などなど、この第3村では嬉しいサプライズの連続でした。おまけにレイは村人に馴染みまくって田植えを始めたりするし(笑)。しかも田植えのシーンがまた凄くて、鶴巻監督によると「実際に田植えをしている人を撮影し、その動きをもとにアニメーターが作画した」「カメラのブレも含めて実写と同じような動きを再現したかった」など、かなり苦労したらしい。

また、アスカがシンジに無理やりレーションを食べさせるシーンでは、まず役者の芝居をモーションキャプチャーで収録し、3DCGで作成したアスカのキャラクターモデルに芝居のデータを入力して動きを再現するという、非常に手間のかかる方法で映像を作ったそうです(”プレヴィズ”という手法)。

このように今回、庵野さんは”自然でリアルな動き”を目指していたようで、「出来るだけ実写に近いもの」を求めていたとか。特に、ニア・サードインパクトを生き延びて逞しく暮らしている人々の姿を丁寧に描いた第3村のパートは、間違いなく「東日本大震災」を意識しているのでしょう。

あの災害を思い浮かべながら「”復興”と”再生”をしっかり描かなければ…」と考えたのかもしれません。だからこそ、”自然でリアルな動き”にこだわったと思われ、今までのエヴァでは見られなかったようなシーンを臨場感あふれる筆致で見事に活写している点が印象的でした。

シン・エヴァンゲリオン劇場版

シン・エヴァンゲリオン劇場版

なお、一部では「ジブリのアニメみたいだ」などと言われているようですが、エンドクレジットを見ると「画面協力:スタジオジブリとなりのトトロ)」って書いてあるんですよ。これ何だろう?と思ったら、実は第3村のどこかにトトロが映っているらしいんですよね。えええー!まさかの特別出演!?(どこに映っているのか、ぜひ探してみてくださいw)。

一方、シンジは旧劇場版の時みたいに無気力状態となり、トウジやケンスケに話しかけられても、アスカにボコボコ蹴られても、全く反応を示しません。ここからシンジが立ち直るまでを描いたのが第3村パートでもあるわけですが、メッチャ長いんですよね(シンジ、何日あのネルフの廃墟で過ごしてたんだよw)。

なので、長さ的には賛否が分かれるところかもしれません。しかし心に大きなダメージを負った人間が回復するまでの状況を説得力を持って見せるには、あれぐらいの時間が必要なんだろうなぁ…と個人的には納得しました。

ちなみに、自分の死期が近いことを悟ったアヤナミレイ(仮)が置き手紙を残して静かに去って行く場面は、庵野さんが声優として主役を務めた『風立ちぬ』で「菜穂子が置き手紙を残して静かに去って行く場面」と全く同じなんですよね(この辺も意識してたのだろうか?)。

風立ちぬ

風立ちぬ

その後、ヴンダーに戻ったシンジはアスカから「昔はあんたのことが好きだった」みたいなことを言われ、ミサトやリツコたちはゲンドウの野望を阻止するためにセカンドインパクトの爆心地:南極のカルヴァリーベースへと向かいます。

ここでミサトたちの目的が「種の保存」であることが明かされ、加持さんが育てていたスイカなど大量の生命の遺伝子を収めたカプセルが映ります(つまりヴンダーは”箱舟”だった)。第3村で加持さんの息子が出て来たシーンや加持さんが死んでたこともショックだったなあ…

なお、ヴンダーの中でマリがアスカの髪の毛を切るシーンがあるんですけど、これは貞本義行さんが描いた漫画版『新世紀エヴァンゲリオン』の「ユイがマリの髪の毛を整えるシーン」と対になってるんでしょうね。

貞本義行著『新世紀エヴァンゲリオン』

貞本義行著『新世紀エヴァンゲリオン

今回の『シン・エヴァンゲリオン』では、真希波・マリ・イラストリアスの過去にもチラッと触れるシーンがあって、マリは冬月に会った際に「お久しぶりです」と声をかけ、冬月はマリのことをイスカリオテのマリア」と呼んでいました。

つまり、漫画版と同様にかつてマリは冬月の研究室に所属していて、ユイやゲンドウたちとも親交があったのです。しかし、その後ゲンドウと冬月を裏切って、彼らの計画を阻止するために活動していたのでしょう(「イスカリオテのマリア」とはイエスを裏切ったユダになぞらえた名前らしい)。

さて、カルヴァリーベースへ到着したヴンダーは突如現れたネルフのヴンダー(HNGエアレーズング)に行く手を阻まれ、激しいバトルに突入!空中戦艦のシーンは(終盤の”ミサトの特攻”も含めて)、庵野さんの大好きな宇宙戦艦ヤマトの完全なるオマージュですね(名前も「ヤマト作戦」だしw)。

そしてアスカの正規実用型新2号機α(JA-02機体流用ニコイチ型)とマリの超極限空間対応用特殊装備追加可能型改8号機γ(両腕暫定補強仕様)が、押し寄せる大量の敵エヴァンゲリオンを相手に大暴れ!イナゴの群れを蹴散らすような、凄まじいバトルが繰り広げられます。

ただ、さっき書いたようにここの戦闘シーンは物量がすごすぎて一つ一つのアクションに気持ちが入っていかないんですよねえ(群体メカを機銃で殲滅するイメージって『マトリックス:レボリューションズ』とかでも観たことあるし、イマイチ「新しさ」が感じられなくて残念)。

シン・エヴァンゲリオン劇場版

シン・エヴァンゲリオン劇場版

その後、アスカが目から棒(封印柱)を取り出したり使徒化したりもう一人のアスカが出て来たり(実はアスカもレイと同じく「式波タイプ」と呼ばれるクローンだった)とか色々あって、ついにゲンドウとミサトとリツコたちが対峙します。

ここでいきなりゲンドウの頭部を銃撃するリツコ!旧劇場版ではゲンドウに撃ち殺された彼女ですが、本作では逆に躊躇なく引き金を引き、さらにしつこく何発も弾丸を撃ち込むという衝撃の展開に!ゲンドウには申し訳ないけど、旧劇を覚えてる人は拍手喝采だったんじゃないかなあ(いや~、リツコの執念が見えましたねw)。

しかし、「ネブカドネザルの鍵」によって人間をやめていたゲンドウには効きません。自分の脳みそを拾い集めて13号機と融合し、最終計画を実行するためにマイナス宇宙へ移動。そこでシンジは再び初号機に乗ることを決意するわけですが、ここで鈴原サクラがまさかの行動に!

「大丈夫です。ちょっと痛いだけで死にはしませんから」みたいなことを言いながら銃を撃っちゃうんだからヤベー女ですよ、マジで(笑)。そしてサクラの撃った弾丸が当たって倒れるミサトさん。ここで前作の”フォロー”が入るんですね。

なにしろ『破』で「行きなさい!」とシンジを煽っておきながら、『Q』ではいきなり「もう何もしないで!」と豪快な手のひら返しを見せたことで批判が殺到しましたからねえ(笑)。なので、ミサトさん的にはようやく汚名返上できたなと(ミサトが母親になったことで前作までとは大きくキャラの印象が異なっている点もポイント)。

ただ、ミサトさんの特攻シーンはさあ…。いや、良かったですよ。息子への想いを語り、髪の毛をバッ!とおろして最後に”昔のミサトさん”を見せてくれたのは良かったんだけど、「旧劇から新劇へ変わっても、結局ミサトさんが生き残るルートは無いのか(泣)」と。それだけが心残りでしたねえ(ミサトさんも幸せになって欲しかった…)。

シン・エヴァンゲリオン劇場版

シン・エヴァンゲリオン劇場版

さて、ゲンドウを追ってマイナス宇宙へ行ったシンジはロンギヌスの槍を持った第13号機と対峙し、カシウスの槍を持った初号機と激しいバトルを開始!大げさすぎる親子喧嘩の始まりです(笑)。

ここでは、2機のエヴァンゲリオンがミサトの部屋で戦ったり、レイの部屋で戦ったり、冗談みたいなシーンが続きますが、突然「バーン!」と壁を突き破って外へ転がり出ると、映画の撮影所みたいになってるんですね。この辺は『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』を思い出しました(コロコロと場面が変わるところも一緒)。

なお、よく見ると東宝のマークが書いてあるため「シンジたちは東宝砧撮影所の特撮セット(第8ステージ)で戦っていた」ということが分かります(「なぜ庵野さんはこんなシーンを入れたのか?」についてはこちらの記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください↓)。

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そしてシンジがゲンドウとの対話を試み、毎度おなじみの”電車シーン”が始まるんですけど、ゲンドウが喋る喋る(笑)。孤独だった少年時代からユイと出会って変わっていったことまで、「ユイがどれほど大切な存在だったか」を語りまくり。TV版でも旧劇場版でも自分のことなんてほとんど何も語らなかったゲンドウが、まさかここまで心の内をさらけ出すとは!

まあ、電車に乗って深層心理を語ったり、レイがデカくなったり、エヴァシリーズに槍が突き刺さったり、キャラが線画だけになったり、終盤でやってることは旧劇とほぼ同じなんですが、ゲンドウの心の壁が消えて昇天(笑)していく姿を見た時、「庵野さんは本当にエヴァを終わらせるつもりなんだな…」と改めて感じました。

その後、シンジはアスカやレイやカヲルくんなど他の仲間たちを救済しますが、アスカがケンケンとくっ付いたことで動揺したファンもいたようです(笑)。個人的にはシンジとマリのカップリングに驚きましたけどね。「え?そっちなの?」と(笑)。サクラだったらまだ分かるんですが、まさかマリとは(笑)。

カヲルくんはカヲルくんで、いつの間にか加持さんと仲良くしていたみたいだし、一体どういう状況なんですかね?同じ職場で働いてて「上司と部下」の関係だったみたいだけど、使徒でしょうカヲルくんは。「なぜ司令をやってるんだ?」と(あとループしすぎやろw)。

シン・エヴァンゲリオン劇場版

シン・エヴァンゲリオン劇場版

まあ、そんな感じで皆をエヴァから解放したシンジは、ミサトさんが届けてくれたガイウスの槍を使って自分自身を貫こうとしますが、ユイが出て来て身代わりに…。最終的に子供を救ったのは母の愛であったと。

そしてシンジが虚構(アニメ)の世界でどんどん色が消えていき、線だけになってついに存在が消滅しかけた時、「間に合ったー!」と叫びながらマリが登場。途端に画面がパッ!と明るくなります(ここで「どこにいても必ず迎えに行くから、待ってなよワンコ君」という伏線を回収)。

ちなみにマリが乗っている8号機は「オーバーラッピング対応型」という名称ですが、いったいどういう意味なのか?っていうと「他のエヴァを捕食して合体する能力」のことで、実は『ウルトラマンタロウ』の第25話に登場した「ウルトラオーバーラッピング」が元ネタなんですね。

「ウルトラオーバーラッピング」とは、タロウがマン、セブン、新マン(ジャック)、エース、ゾフィーと合体する技で、オーバーラッピング対応型エヴァ8号機もエヴァ9号機、10号機、11号機、12号機と合体して「エヴァンゲリオン8+9+10+11+12号機」という長い名前のエヴァになります。

また、この技は「ウルトラ・シックス・イン・ワン(ウルトラ6重合体)」とも呼ばれており、『シン・エヴァンゲリオン』でも4機のエヴァと合体した8号機のことを「プラス・フォー・イン・ワン(+4 in 1)」と呼んでいました。つまり8号機は”アダムスの器”を取り込んでプラス・フォー・イン・ワンになったため、シンジのいるマイナス宇宙へ行くことが出来たんですね(それにしても庵野さん、最後の最後までウルトラネタをぶち込んで来るなあw)。

ウルトラオーバーラッピング

ウルトラオーバーラッピング

こうして現実世界に戻って来たシンジ(CV:神木隆之介!)は大人のサラリーマン(?)になっていて、駅のベンチに座っています(ホームにはレイやアスカやカヲルくんらしき人の姿も見える)。そこへマリがやって来て「だ~れだ?」「胸の大きいイイ女」というやり取りが。

この「胸の大きいイイ女」というシンジのセリフは、ヴィレに戻ったシンジが隔離されていた時、同じように「だ~れだ?」と後ろから目隠ししたマリが自分で言っていたセリフを反復したものですが、同時に”庵野さんの好み”でもあるんですね。

というのも、元々マリというキャラクターは庵野さんが考えたわけじゃないんですよ。「自分からイメージを出すことは極力避けて、お貞(貞本義行)やマッキー(鶴巻和哉)にほぼ任せた。僕は仕上がりをチェックしただけ」とコメントしているように、周りのスタッフのアイデアで作られたキャラなのです。

しかし、キャラ作りを任された鶴巻さんは「むしろ庵野さんから何も要望が出なくて苦労した」とのこと。「何でもいいからこのキャラに関するヒントを下さい」と言っても「いや、君たちがやりたいようにやればいいよ」と言うだけなので、どんなキャラにすればいいのか全く分からなかったとか。

なので、「庵野さんは巨乳好きだから”胸を大きくしましょう”と提案すると本当に巨乳のキャラデザインが上がってくるし、語尾に”ニャ”とか付けたら可愛くないですか?って言うと、すぐにセリフが”ニャ”になっちゃうし…」など、庵野さんの好きそうな要素をどんどん取り入れていたら、最終的にマリのキャラクターが出来上がったそうです。

ただ、エヴァンゲリオンの世界にマリという”異物”が入って来たことで、物語に大きな変化が生じたことは間違いありません(もし庵野さんが自分でマリのキャラクターを考えていたら、ここまで大きな変化は得られなかったでしょう)。

また、ファンの間では「マリは奥さんの安野モヨコさんなのでは?」という説も出ているようですが、シンジやゲンドウが完全に庵野さん自身を反映したキャラなのに対し、マリだけは他人が考えたキャラという点からも、「”庵野秀明とは異なる価値観を持った女性”が主人公のパートナーになって共に新しい世界へ歩き出す」というラストはまさに庵野さんの実生活とシンクロしていて、とても納得感がありました。

シン・エヴァンゲリオン劇場版

シン・エヴァンゲリオン劇場版

そして最後は、山口県宇部市宇部新川駅から手を繋いで走って行くシンジとマリの姿で幕を閉じます。言うまでもなく、この場所は庵野さんの生まれ故郷であり、26年続いたエヴァンゲリオンの物語を自分の故郷で終わらせたかったのでしょう(実写映画『式日』の舞台にもなった庵野監督の思い出の地)。その辺も含めて実にいいラストシーンだと思いました。

 

というわけで、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は決して全てのシーンが完璧なわけではなく、「その展開はちょっとどうなの?」とか「この期に及んで謎がまた増えてるじゃん!」とか、色々言いたいことも正直あります。

しかし、24年前に『Air/まごころを、君に』をリアルタイムで体験した者としては、”海辺に横たわっているアスカ”に語りかけるシンジを見て、「ああ、あの時のことも含めて本当に”全てのエヴァンゲリオン”に決着をつけるつもりなんだ…」と分かり、嬉しいような寂しいような不思議な気持ちになりました。

Air/まごころを、君に』の時は映画が終わっても全然そういう感じがしなかったのに、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の最後で”終劇”の文字を見た時、はっきり「終わった」と感じたのです。それだけでもう、僕にとっては十分です。ありがとう、エヴァンゲリオン(ただ、庵野版のエヴァはこれで終わったけれど、数年後には鶴巻監督あたりがキャラも設定も全く変えた『エヴァンゲリオン2』を作ってたりしてw)。

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