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『デッドプール2』の笑撃ネタを徹底解説!

デッドプール2

映画『デッドプール2』より

R指定ながら全世界で興行収入7億8千万ドルを突破した異色のマーベル・ヒーロー映画の第2弾『デッドプール2』。

監督は前作のティム・ミラーに代わって、シャーリーズ・セロン主演のアクション映画『アトミック・ブロンド』を手掛けたデヴィッド・リーチが担当しています。

しかし、前作以上にハードかつダイナミックなバトルが満載で、全編に盛り込まれた映画や音楽のパロディも大幅にパワーアップしているのですよ。

そこで本日は、一度見ただけでは分からない、遊び心に溢れた小ネタの数々を徹底解説してみます。

 


フラッシュダンス
オープニングで椅子にもたれたデップーが銃弾の雨を浴びる場面は、『フラッシュダンス』で主人公が水を浴びるシーンのパロディ。

 

グーニーズ
ウェイドの着ているシャツが『グーニーズ』のチャンクと同じ柄。実は『グーニーズ』はジョシュ・ブローリンのデビュー作だったのです(ちなみにジョシュ・ブローリンが演じていたのはマイキーの兄のブランド役)。

 

氷の微笑
ミニスカート姿のシャロン・ストーンが脚を組み替える有名なワンシーンを真似するウェイド。でもアソコが丸見え!

 

『ソウ・ザ・ファイナル』
ミュータント養護施設で理事長に拘束着を着させられ、虐待されるラッセル。苦しむ彼の姿が『ソウ・ザ・ファイナル』に出てきた女性を彷彿とさせる。

 

『シャークネード』シリーズ
竜巻に吸い上げられたサメが人々を襲うパニックムービー『シャークネード』はたくさんの続編が作られていますが、ウェイドは未来からやって来たケーブルに「今何作目?」と聞いています。そんなに続きが気になってるのか(笑)。

 

レ・ミゼラブル
ミュータントの刑務所「アイスボックス」に送られたラッセルの囚人番号は24601。これは、『レ・ミゼラブル』で投獄されたジャン・バルジャンヒュー・ジャックマン)の囚人番号と同じ。

 

ターミネーター
ラッセルを乗せた護送車を襲撃するケーブルに向かって「よせ、ジョン・コナー!」と叫ぶデップー。もちろん、『ターミネーター』シリーズに登場するあの人の名前です(笑)。

 

『007』シリーズ
『007』シリーズで定番の「銃口を内側から覗いた映像」を堂々とパクるデップー。

 

『パッション』
敵を惨殺したデップーが「俺は神に並んだ!」と発言。その理由を「前作の全米興行収入がキリストの受難を描いた『パッション』とほぼ同じだから」と説明し、「しかも世界興収では勝っている」とドヤ顔(笑)。

 

スター・ウォーズ
ヴァネッサに「間違っている」と言われながらも、「ルークはレイアと○○○したはずだ!」としつこく言い張るウェイド。

 

『セイ・エニシング』
デップーがコロッサスにラッセルの救出を手伝ってくれるよう頼む時の「ラジカセを頭上に掲げるポーズ」は、青春映画『セイ・エニシング』の主人公が恋人に思いを告げるシーンのオマージュ。ただし、デップーはラジカセ風のスマホケースだけど(笑)。

 

X-MEN
X-MENをけなすウェイドの背後で、プロフェッサーXやビーストなど他のメンバーが聞いているというシーンは、2019年に公開予定の『X-MEN:ダーク・フェニックス』の撮影現場で撮られたらしい。贅沢なコラボだなあ(^^;)

 

ウルヴァリン:X-MEN ZERO
タイムスリップ装置で過去に戻ったウェイドは、かつてライアン・レイノルズが演じた「口の無いデッドプール」に銃弾を喰らわす!

 

グリーン・ランタン
口無しデップーを殺害後、さらにウェイドは『グリーン・ランタン』の脚本を読むライアン・レイノルズのもとへ行き、酷評された同作への出演を阻止するために射殺!…って、どんだけ後悔してたんだよレイノルズ(笑)。

 

『LOGAN/ローガン』
串刺しにされたウルヴァリン人形が回転するオルゴールは『LOGAN/ローガン』のラストを引用。ウェイドが「R指定は俺のマネだ!」と悪態をつく。ちなみにこのシーン、許可が下りない可能性があったため「ジェームズ・マンゴールド監督には見せてない」らしい(笑)。