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『僕のヤバイ妻』が『ゴーンガール』に似ている件(その2)


先週、「フジテレビで始まった『僕のヤバイ妻』というドラマが『ゴーンガール』に似ている」という記事を書いたが、第2話を見るとますます『ゴーンガール』に似ていて愕然とさせられた。もう、完全に同じ物語である。

再度あらすじを振り返ってみると、「夫の浮気に気付いた妻が、夫に復讐するために”自作自演の失踪”を計画。夫が疑われるような証拠をわざと残し、それが原因で警察から問い詰められ、自宅にはマスコミが殺到するなど大騒ぎに…」という物語である(両方とも)。

第1話では、「行方不明になった妻が家に帰ってくる」という場面で終わっていたが、これは『ゴーンガール』でいうとほぼ終盤であり、あとは「真相を知った夫が妻と離婚しようとする」とか、それぐらいしかエピソードは残っていない。

しかし、連続ドラマはこの後もまだまだ話が続いていくので、「ここから先はオリジナルの展開になるのかな?」と思っていたら、なんと妻の犯行をプレイバックするという、『ゴーンガール』の中盤の展開をやり出した。

しかも、「妻が自分の血を抜いて床に撒き散らし、それをふき取って暴行されたように見せかける」という手口までそっくりだ。違う点は、『ゴーンガール』の妻は単独犯なのに対し、ヤバイ妻は2人の共犯者を従えた複数犯である点ぐらいだろう(他にもあるけど)。

どうやら、この後は「妻が奪った2億円を誰が手にするか?」という”争奪戦”になりそうな感じだが、さすがにもうオリジナルの展開になるよねえ。視聴率も伸び悩んでるみたいだし、果たしてどこまで面白さを維持できるか…


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