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スティーヴン・セガールがゾンビと対決!『斬撃 -ZANGEKI-』


■あらすじ『街に謎のウイルスがまん延し、人々は凶暴な吸血ゾンビと化してしまう。政府は感染拡大を防ぐためゾンビが徘徊する地域の空爆を決定するが、その地域の病院に生存者がいることが判明。そこで、タオ(スティーヴン・セガール)率いるゾンビハンターが、ゾンビであふれ返る院内に突入する。空爆のタイムリミットが迫る中、彼らは生存者を救出しようと奔走するが…。『沈黙』シリーズなどで人気のスティーヴン・セガールが本格ホラーに初挑戦したサバイバル・バトル・アクション超大作!』


本日、午後のロードショースティーヴン・セガール主演の『斬撃 -ZANGEKI-』が放送される(以下、ネタバレ気味の感想)。

これまで、数々のテロリストや凶悪犯罪者たちを問答無用でぶちのめしてきたスティーヴン・セガールセガール先生と言えば『沈黙の○○』シリーズで有名だが、それ以外にも本作のように「漢字2文字」 + 「アルファベット」というパターンのタイトルも存在する。

ざっと挙げてみると、『電撃 DENGEKI』、『一撃 ICHIGEKI』、『斬撃 ZANGEKI』、『撃鉄 GEKITEZ』、『弾突 DANTOTSU』、『雷神 RAIJIN』、『奪還 DAKKAN』、などがそれだ。もちろん、これらの作品名に意味や関連性などは一切無く、適当に付けてるだけと思われる。

普通は、もう少し映画の内容と関係するタイトルを付けるものだが、スティーブン・セガールの映画を取り扱う会社も全くやる気がないんじゃないだろうか?結果として似たようなタイトルばかりが増えまくり、紛らわしいことこの上ない。

ちなみに、シリーズでもないのに”『沈黙の○○』シリーズ”と銘打っているタイトルも相変わらず増殖し続けており、現時点で40作品近くに達している模様。中には『沈黙のSHINGEKI 進撃』みたいに両方のパターン&『進撃の巨人』が混ざっているタイトルもあったりして何が何やら(苦笑)。

そんなセガールさんだが、いよいよ人間界に倒す相手がいなくなったのか、本作ではとうとうゾンビと対決することになってしまった。なんせこのオヤジは強すぎる!どんな強敵と戦っても、常に余裕で相手をぶっ殺しているのだ。次はもう、宇宙人と戦うしかないのかもしれない。どうなるセガール!さすがに大ピンチか?

しかし、さすがセガール先生、この映画でも相手がゾンビだろうがヤクザだろうが、相変わらずの無双ぶりを発揮してバッタバッタとなぎ倒す!素手でも十分強いだろうに、刀やショットガンをフル装備しているのだから完全に無敵状態だ。ドラゴンクエストに例えると、オープニング直後からヒットポイントがいきなり9999ぐらいある感じで、ゲームバランスが著しく悪いぞ。

しかも映画の内容は?と言えば、でかい病院内を徘徊しながらセガールがひたすらゾンビどもを蹴散らしていくという、ただそれだけ。山場も無ければオチも無い。

途中で仲間が何人かゾンビにやられて死んだりするが、特にストーリーのようなものは見当たらないので、その間にマンガを読むなりパズドラをやるなり、各自工夫して時間を有効に活用した方が良いだろう。もちろん、「最初から観ない」というのが最も賢明な判断であることは言うまでもないが。


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