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リーアム・ニーソン強えええ!『特攻野郎AチームTHE MOVIE』


■あらすじ『奇抜な戦略家のハンニバルをリーダーに、二枚目のフェイス、怪力のB.A.、パイロットのマードックらバラエティーに富んだ米軍の精鋭で結成された特殊部隊“Aチーム”。それから8年後、数々の特殊ミッションを遂行してきた彼らは、すでに米軍の生ける伝説と化していた。そんな中、彼らは盗んだ米ドル紙幣の原版をバグダッドから運び出そうとしているゲリラ集団を一掃し、原版の奪還に成功する。だがその直後、将軍が突然爆死に遭い、原版もその混乱に乗じた何者かに持ち去られてしまう。罠に嵌められたと気づくも時すでに遅く、全員が階級を剥奪されたうえ、監獄送りとなってしまった。しかし半年後、あの原版で印刷された紙幣が見つかったとの情報を掴んだハンニバルは脱獄に及び、3人と合流。こうしてここにメンバーが再結成し、この事件の黒幕を突き止めたAチームは、汚名返上を懸けて逆襲に転じるのだった!』



本日、日曜洋画劇場で『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』が放映されます。『96時間』に続いてリーアム・ニーソンの大暴れが観れますよ。

テレビ版の『Aチーム』は観た事ないんですが、全然問題なく楽しめました。冒頭からアクセル全開で飛ばしまくり、ほぼノンストップで全編を突っ走るアクション満載の構成は、「これぞ正しいポップコーン・ムービーだ!」と言わんばかりの凄まじい勢いに満ち溢れて迫力満点です。

もちろん突っ込みどころも少なくありませんが(むしろ突っ込みどころだらけですが)、バカバカしいにも程がある展開に「んなアホな!」と笑い飛ばしながら観るのが本作の正式な鑑賞スタイルといえるでしょう。ただし、映画を観終わった後に何の感動も残りません(笑)。

思い起こせば「9.11事件」以来、ハリウッドのアクション映画は『ジェイソン・ボーン』シリーズに代表されるような「リアルな映像表現」が主流となっていましたが、本作は久々に登場した”痛快娯楽作品”として大いに楽しめるんじゃないでしょうか。『チャーリーズ・エンジェル』ほどノーテンキではなく、『G.I.ジョー』ほど荒唐無稽でもない、アホらしさの中にも適度な現実感を確保した演出は中々見応えがありますよ(まあ、戦車が空を飛んだりしてますけどw)。

残念なのは、製作にリドリー&トニーのスコット兄弟が名を連ねているのに、全くスコットらしさが感じられないという点でしょうか。逆に、「どうしてこんな映画にスコットが絡んでるんだ?」という業界の裏事情の方が気になりましたよ、トホホ。


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