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『ローレライ』のDVD購入。物凄い重低音だ!

ついに劇場映画『ローレライ』のDVDが発売された。通常版も同時発売されているが、もちろんそんなものには目もくれず、初回限定生産のプレミアム・エディションをゲット(ああ、またお金が無くなる・・・)。封入特典が満載された物凄いボリューム感に驚愕。家に帰ってさっそく内容をチェック!

本編DISC
映画本編である。劇場公開時の音声は6.1chドルビーサラウンドEXだったが、DVDには新たに6.1chDTS-ESも収録されているのだ。さらに、オーディオ・コメンタリーとして樋口監督、福井晴敏、フジテレビの笠井アナウンサーの音声解説まで収録。しかし樋口、福井の両名はともかく、笠井アナの特撮・アニメヲタクぶりには度肝を抜かれた。真面目な顔して、マンガやアニメを良く見てるんだなあ。どうでもいいけど会話がマニアック過ぎるぞ!ホントにアナウンサーか?


特典DISC1
映像特典としてメイキングや未公開シーンなどを大量に収録。なぜか海洋堂の宮脇社長がインタビューを受け、伊507のミニチュアについて長時間しゃべりまくる場面有り。「樋口監督のダメ出しがハンパじゃなくて、スタッフ一堂呆れ果てました」と愚痴をこぼす(社長が作った潜水艦の模型に、びっしりと修正箇所を描き込んで送り返してきたらしい)。さらに、富野由悠季押井守庵野秀明などアニメ業界関係者が多数出演しており、いったい何の映画なのかワケが分からなくなってくる。


特典DISC2
特典その2は、樋口監督と庵野秀明スペシャトーク福井晴敏のロングインタビューなどを収録。庵野監督が「樋口は女々しいヤツですよ」とか「及第点には達していない」とか暴言を吐きまくる。また、映画好きの福井は自宅にホームシアターを作っており、『ローレライ』のDVDの特徴について熱く語っているのだ。「今回のDVDのポイントは“音”ですね。魚雷を発射するシーンや爆発するシーンなどで、どれだけ重低音が鳴り響いているか、そこに注目して欲しい。僕はこのために、新しくサラウンドシステムを買いましたから。とにかく、始めから終わりまでウーハーが鳴りっぱなしなのがイイ。あまりにも凄まじい振動で、テーブルの上に置いたコップが動いた時は感激しましたね!」と、“ウーハー大好き男”福井晴敏も大満足の出来栄えらしい。ただし、「自分の階下に住んでいる人には、十分気を使う必要があります」との事(笑)。


樋口監督撮影台本レプリカ
「えらく汚い本だなあ」と思ったら、樋口監督が実際に現場で使っていた台本をスキャナーでそのまま取り込んだモノらしい。過酷な製作現場を象徴するかのように、使い込んでボロボロになった表紙。中を開いて見ると、これまた至るところに監督の書き込みや、付箋や、手垢(?)などが付いていて、びっくりするぐらい汚い。しかし、この汚れまくった台本を見ると、いかに監督が現場で試行錯誤していたかが観る者にヒシヒシと伝わってくる。これはまさに“闘いの記録”なのだ!


ローレライ読本
映画のパンフレットを縮小したような、映画の内容やキャラクターについて書かれた本。


思い出の集合写真
パウラと伊507の若い乗組員たちが映っているセピア色の記念写真(映画のラストで登場)。ライカで撮ったのか?


おまけUMD
本編と特典とゲームまで収録された、とってもお得なUMD
・・・ってPSP持ってねえよ!


というわけで、VFX制作プロセスなど大量の映像特典を全部チェック出来るのはいつになるか分からんが(大抵、正月休みなどにまとめてチェックしている)、まずは本編から鑑賞だ!6.1chDTS-ES起動!*1サブ・ウーハー最大出力!「ズドドオォオン!」ぐわあ、窓ガラスが震える!

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*1:ちなみに、我が家のサラウンドシステムは、DTSは再生できるが6.1chには対応していないのだ、うがー!