いよいよ明日から『宇宙戦争』が全世界同時公開される。スピルバーグの最新作なので観に行く事は間違いないのだが、思ったほどワクワクはしていない。『エピソード３』と公開時期がかぶっているという事もあるかもしれないが、一番の原因は「どんな物語か知っているから」ではないだろうか。
『宇宙戦争』は言うまでもなく、H・G・ウェルズの世界的に有名な原作の映画化である。過去にも映画化されているが、映画を観た事が無い人でも「宇宙人が襲ってきて地球がパニックになって最後はああなる」という話は知っているだろう（ちなみに僕は小説で読んだ）。
もちろん、スピルバーグによって脚色は加えられていると思うが、ストーリーの大きな流れは変わっていないハズだ。となれば、「既に結末が分かっている映画を、そんなに楽しめるものだろうか」という点が最大の疑問なのである。それと、“最後にアレによって宇宙人がアレになる”という終わり方が変更されているのだろうか？その為の箝口令なのかなあ？
