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『マッスルモンク』映画感想

マッスルモンク

■あらすじ『女性客の黄色い歓声が飛ぶストリップバーで人気ダンサーのビッグガイ(アンディ・ラウ)は、囮捜査官リー・フンイー(セシリア・チャン)に、わいせつ罪で逮捕される寸前に逃走する。追跡するフンイーは、夜の街でもう一人の逃亡犯と遭遇した。銃を構えるフンイーだったが、誤って警察犬を撃ってしまう。一部始終を目にしていたビッグガイは、フンイーの背後に現れた大量虐殺行う日本兵の幻に愕然とする。彼には、死に直面した人間の、前世の「業(カルマ)」が見えるのだった。2004年香港アカデミー賞で作品賞、脚本賞、主演男優賞の3部門を受賞した衝撃作!』



これはとんでもない映画である。冒頭、いきなりアンディの筋肉ムキムキストリップ姿を見せられ、思わず卒倒しそうになった。間違いなくコメディだと思いきや、メチャクチャにシリアスな話で二度びっくり。

アンディが筋肉マンである必要性が1ミリも感じられず、激しく動揺する。普通の僧侶でも成立する話じゃん!むしろ、筋肉が気になってストーリーに集中できない。

前半はそれでも何とか楽しめたが、後半に突入してからはもうダメだ。どういう展開なのか全然分からん!あのヒゲだらけのおっさん、誰?“前世”とか“因果”とか、言いたい事は何となく分かるが、理解し辛い事この上ない。

セシリアの「ちょっとあんまりではないか」と思うような扱いも含めて、納得できない終わり方にストレスが溜まりまくりだ。なんでこれが香港アカデミーなの!?

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アットエンタテインメント (2005-02-04)