ひたすら映画を観まくるブログ

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目の前に広がる、本物の『スター・ウォーズ』ワールド!

アートオブ・スター・ウォーズ展

いよいよ今日からゴールデン・ウィークに突入しました!今年は最長で10連休という大型連休らしいので、海外や行楽に出かける人も多い事でしょう。僕も連休中の催しを色々調べていると、気になるイベントを発見。現在開催中の愛知万博:「愛・地球博」のささしまサテライト会場(ささしまライブ24土地区画整理事業地内)で、「アート オブ スター・ウォーズ展 ――エピソード3を中心に――」が開かれているのです。会場では、これまでに公開されたエピソードⅣ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅰ、Ⅱで実際の映画製作で使われたオリジナルの模型、衣装、小道具などを展示している模様。しかし、なんといっても注目すべきは、タイトルにある通り公開前の『エピソードⅢ』関連のコレクションが展示されているという点でしょう。7月の公開に先駆けて、最新作に登場する品々を見ることができるのですから、ファンにとってはたまりません!ああ、見たい!猛烈に見たいッス!!
僕自身、映画で使われた模型や小道具などの展示物を見るのが大好きなので、そういうイベントがあれば可能な限り見に行くようにしています。特に『スター・ウォーズ』のようなミニチュア満載の映画ともなれば、展示される物量もハンパではありません。「スター・ウォーズ展」は過去に日本各地で開催されていた結構有名なイベントなので、僕も何度か見に行きました。
 初めて見たのは北九州・小倉のスペースワールド。『スター・ウォーズ特別編』の公開を記念し、「宇宙」のキーワードが一番ハマるこの地に、スター・ウォーズをテーマにした展示スペースが出現したのです。会場では実際に撮影で使われた宇宙船のミニチュアモデルや衣装などが数多く展示されていて、どの模型もその精巧な作りに驚かされました。中でも圧巻はX―ウィング・ファイターの実物大レプリカです。で、でかい!なんてでかさだ!ずっと映画で観ていたX―ウィングが自分の目の前にあるかと思うと、感慨もひとしおです。まさに『特別編』公開年ならではのイベントでした。
入り口ではダース・ベイダーがお出迎え。かっこいい〜♪
クラッシュしたAT-AT。汚し塗装もバッチリで迫力満点!
X-ウィングはでかすぎて、後部までフラッシュが届きませんでした、しくしく(泣)
しかし、それらの展示会の中でも僕が一番感激したのは京都国立博物館で開催された「アートオブ:スター・ウォーズ展」です。“日米交流150周年記念事業”として開かれたこのイベントは、ルーカス・フィルムの全面的な協力の下、エピソードⅣ(新たなる希望)、Ⅴ(帝国の逆襲)、Ⅵ(ジェダイの復讐)で用いられた撮影用プロップのうちから、200点以上を厳選して展示するという、近年稀に見る大規模な展示会でした。館内に一歩は入ると、いきなり目の前に巨大なスター・デストロイヤーが出現!全長3メートルはあろうかというほどの、非常識なまでにでかいミニチュアを目の当たりにして腰が抜けそうになりました。あまりにも精密な作り込みに言葉を失ったまま、前から後ろから真剣に模型を凝視する僕。ガラスケースに顔をくっつけるようにして模型を見つめるその姿は、まさに「トランペットを欲しがる黒人の少年」そのものです。結局、一番最初のその場所から30分以上動けませんでした(マジで)。
空前絶後のカッコ良さ!表面のディテールを表現する為に大量の市販プラモデルが使用されたそうです。細部の作り込みの緻密さは、まさに”芸術品”と呼ぶに相応しい

しかし、それはほんの序章にすぎなかったのです。全部で九つの部屋に分けられた展示会場は、全ての部屋が『スター・ウォーズ』の展示物でびっしりと埋め尽くされていました!ミレニアム・ファルコン号やX―ウィングのミニチュア、ダース・ベイダーレイア姫の衣装、R2-D2C-3PO、実物大のポッドレーサーやスピーダーバイクなど、全て撮影に使われた本物が怒涛のごとく大量に展示されていたのです。まさに映画『スター・ウォーズ』の世界に入り込んだかのような錯覚を覚えるほどの、凄まじい物量と本物だけが持つ迫力に圧倒されまくりました。『スター・ウォーズ』ファンにとっては、まさしく“パラダイス”と呼んでも過言ではありません。結局、朝一番に入場して閉館ギリギリまで館内をウロウロしていましたが、まったく飽きる事はありませんでした。いやむしろ「ここに住みたい!」と思ったぐらいです。
ファルコン号の前でも「トランペットの少年」状態でした。もう目が釘付けです!
マスター・ヨーダ。なんか、心が癒されます
ルーカス・フィルムには撮影で実際に使用されたミニチュアモデルや、スケッチ、マット・ペインティング、衣装、小道具などが完全な形で保存されているそうです。過去のイベントで展示されたものは、そこから厳選して貸し出されていたようですが、出来れば全部見たいですね。中でも原寸大のミレニアム・ファルコン号はぜひ見たいです(笑)。