ひたすら映画を観まくるブログ

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スティーブン・セガール主演『沈黙の聖戦』感想

沈黙の聖戦

昨日「皆さんどれぐらい劇場で映画を観てますか?」というアンケートを採らせてもらったところ、意外と「月一回以上観ている」人が多かった。やはり僕の“月に3〜4回”のペースは多くないのか?もっともこういうブログを見ている人は基本的に映画好きだと思うので、当然の結果かもしれないが。ご協力頂いた方、ありがとうございました。尚アンケートの方はもうちょっと継続しますので、引き続きご協力下さい(笑)。



■あらすじ『元CIAの工作員ジェイク・ホッパー(スティーブン・セガール)の愛娘ジェシカがタイを旅行中、上院議員の娘サラとともに誘拐された。犯人はイスラム過激派グループ、アブ・カラフ。彼らはアメリカ政府に対し、1週間以内に拘留中の仲間を釈放するよう要求する。政府が要求を退けることを知ったジェイクは自らの手でジェシカを救い出すため、単身タイに潜入。昔の相棒スンティの協力を得て、組織に関する情報を探ってゆく。やがて明るみとなるタイ裏社会の実態。ジェイクは過激派、タイ国軍、そしてCIAをも敵に回し、壮絶な戦いを展開してゆく!』



ティーブン・セガール主演の『沈黙のナントカ』シリーズ最新作である。全部のシリーズを観ているわけではないのでストーリー的なつながりがあるのかどうか分からないが、本作だけ観ても特に問題は無いと思う。内容は「娘を誘拐された父親が、娘を救出するまでの物語」という単純明快なものだが、特筆すべきはそのアクション!

次々と襲い来る敵を目にも止まらぬ凄まじい体術で、バッタバッタとなぎ倒す!銃を撃てば百発百中、おまけに敵の弾にはかすりもしない!とにかく強い!強すぎる!!!不思議な手の動きはどういう武術なのか良く分からんが(太極拳?)、まさに向かうところ敵無しだ!

監督は『少林サッカー』『HERO』『LOVERS』の武術指導でその名を轟かせたチン・シウタン。本作においても、“リアリティ”より“かっこ良さ”を最優先させた独自の「ハッタリ・アクション」を思う存分炸裂させている。恐らく半分以上のアクションをスタントマンがやっていると思われるが、その分目も眩むような素晴らしいアクションを堪能できるのだ。

クライマックスが近づくにつれてアクションのバカバカしさもどんどんヒートアップしていくが、問答無用の力技的な戦闘シーンで、観る者の疑問すら強引にねじ伏せる!まさに『このオヤジ、最強!』のキャッチ・コピーに偽り無し!