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映画『テラコッタ・ソルジャー』ネタバレ感想

テラコッタ・ソルジャー

■あらすじ『永遠の生命が宿る伝説の聖剣の在り処を記した石版を手に入れた考古学者のアイビーは、秘宝を求めて養女のジョージアとマンディと共に中国・インドの国境地帯へと潜入する。しかし香港のシンジケートもまた秘宝を狙っており、彼女達を追って国境地帯へと潜入していた。大蛇や原住民の襲撃をかわしながら奥地へと向かう一行。そこで彼女達が見たものは・・・!想像を絶するラストのどんでん返し!広大な秘境を舞台に繰り広げられる神秘と驚異のアクション・アドベンチャー!』



オープニングから、ワイヤーに吊られた主人公がビルに潜入するというどこかで見たようなシーンが登場。そして3人の美女がお宝を盗み出す、という設定はキャッツ・アイを思い出させる(しかもリーダーは島田楊子)。

さらにそれだけでなく本作は「エントラップメント」「チャーリーズ・エンジェル」「インディ・ジョーンズ」「トゥームレイダー」などの色んな要素をミックスした映画になっているのだ。要するにパクリ映画であり、出来はあんまり良くない(別にパクリが悪いとは言わないが、どうせパクるならもっと上手くパクって欲しいものだ)。

ストーリーもヒットした映画の見所を寄せ集めたようなシーンばかりで見るべき点は何も無く、特に中盤の中だるみが激し過ぎて眠くなる。ジャングルではお約束のように大蛇やサソリが襲ってくるが、CGの作りがあまりにも荒くて見るに耐えない代物だ(アニメの合成かと思った)。肝心のアクションも“そこそこ見れる”という程度で、特に驚くようなシーンは皆無。

おまけにどう見てもアウトドアには適さない島田楊子のファッショナブルな衣装が気になってしかたがない。映像も音楽もドラマも全体的に古臭く、まるで80年代のカンフー映画を見ているような錯覚に陥る。とても2003年の作品とは思えない映画だ。しかも本作は、ラストでとんでもない“どんでん返し”を炸裂させているのである!それは・・・



以下猛烈にネタバレしてます!衝撃的なラストに触れていますのでご注意下さい!



クライマックス、リーダーの島田楊子が何の前触れも無くいきなりCGの毒ヘビに脚を噛まれる(お約束だから)。「私にかまわず行って!」というリーダーの指示に従って、主人公は聖剣を求めて地下へ降りる。すると封印が解けて聖剣を守護する石像が突然襲い掛かってきた!(トゥームレイダー?)

やっとの事で石像を倒すと、地下の遺跡が大崩壊!間一髪で脱出するとリーダーが敵のボスに捕まり、「聖剣をよこせ!」と主人公が脅される。しかし一瞬の隙を突いて形勢逆転し、敵を倒して無事聖剣を取り戻してよかったよかったハッピーエンド!

…と思ったら主人公が自分の部屋で目を覚まして呑気に一言。「あ〜あ、ヘンな夢見ちゃったなあ」………って夢オチかい!?今までの冒険、ぜーんぶ夢だったのかよ!?

いや、確かに夢オチで終わる映画は他にもある。しかしこの映画は、夢から覚めてエンディングテロップが始まるまで10秒もないのだ。普通もっと余韻を持たせるだろ!?こんな酷いオチの映画、見たこと無いぞ!!!ふざけんなコノヤロー!!!!!!