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『スターリングラード』映画感想

スターリングラード

■あらすじ『第2時世界大戦下の激戦地スターリングラードを舞台に、実在したスナイパー“ヴァシリ・ザイツェフ”の凄絶なる運命を描いた感動大作。名匠ジャン・ジャック・アノー監督が壮大なスケールで贈る衝撃のスペクタクル巨編!』


いわゆる「戦争モノ」の一つなのだが、メインは凄腕スナイパー・ザイツェフ(ジュード・ロウ)の活躍を描いている為に比較的地味な狙撃シーンが多くなっている。しかも劇場公開時のキャッチコピーが「愛するターニャ、今日も僕は君のために、またひとりナチを撃つ」である事からも、どうやら恋愛ドラマとして売り出そうとしていたようだ(ラブシーンもしっかりある)。しかし映画自体はなかなか良く出来ており、見ごたえがある。特にクライマックスの敵スナイパー(エド・ハリス)との対決シーンは必見。
ちなみに映画の宣伝では、ザイツェフは400名以上のドイツ兵を倒した事になっているが、実際には200名前後ぐらいらしい。またボルゴグラード(旧スターリングラード在郷軍人会からは「あの戦いは全ての兵士が力を合わせて勝利したものであり、ザイツェフ一人の活躍で勝ったかのような描写は認められない」という真面目な抗議が来たそうだ。実在の人物を描くのはいろいろと面倒だなあ。
だがこの映画の見所は何といってもターニャ(レイチェル・ワイズ)とのラブシーンだろう。よりによってあんな場所で○○○してしまうとは……。噂によるとあのシーンはほとんどアドリブだったらしい。ジュード・ロウやりすぎ!
おかげでレイチェル・ワイズの白いケツが脳裏に焼きついて離れないよ!!!