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映画『ザ・コア』ネタバレ感想

ザ・コア

■あらすじ『地球の中心にある核(コア)の回転が突然停止した!1年以内と宣告された人類滅亡の危機に、選ばれし9人のテラノーツ(地中潜行士)たちが核爆弾で再びコアを動かすため、地下3000キロの危険なミッションに挑む!果たして彼らは地球を救う事が出来るのか!?出演:ヒラリー・スワンク、チェッキー・ケイリオ』

ザ・コアを一言で説明すれば「地底版アルマゲドンである、以上!(あ、ホントに一言で終わっちゃった)。とにかく思いつく限りの「ベタなエピソード」を箇条書きにして、それらを全てぶち込んで作ったとしか思えないぐらいベタにつぐベタな展開の連続だ。

毎度お馴染みの“自己犠牲の精神”による泣かせる演出もきっちり押さえ、登場人物は次から次へと仲間を助ける為に死にまくる。しかも「次はアイツが死ぬんじゃないか?」と思っていたらホントにその通りになってしまうという、空前絶後の分かり易さ。

しかし残念ながらあらゆる面で「アルマゲドン」には遠く及ばない。身も蓋もない言い方だが、「アルマゲドン」を見ていれば本作は見る必要が無いと言えるだろう。

ちなみに地底探査に使用されたバージル号はとてつもない高性能マシンで、先端からレーザーと超音波を発射し地面に穴を開けながら時速815キロで地底を爆走するという設定だ。え!?時速815キロ!?ジェット旅客機の巡航速度とほぼ同じだぞ。1秒間に230メートルも地下を掘り進む計算だ。いくらなんでも速すぎるだろ!