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映画『ターミネーター』の銃について

ターミネーター

突然だが僕は銃が好きである。アクション映画を見る時は必ずと言っていいほど主人公や敵役がどんな銃を持っているかチェックしてしまうクセがある。特にガン・マニアの監督が撮った映画に出てくる銃は、色々なこだわりが感じられて面白い。使用している銃によってそれぞれのキャラクターの個性を表現しているからだ。そんな変わった銃が出てくる映画を見るとつい自分も欲しくなり、いつの間にかエアガンの収集が趣味になってしまった、トホホ。

さて今回もまた新たに銃を購入してしまった。AMTハードボーラーである。銃に興味が無い人でも、ターミネーターアーノルド・シュワルツェネッガーが使っていた銃と言えば思い出すだろう。ガバメントをベースにAMT社がロングスライド化したステンレス製のハンドガンである。

マウントベースにレーザープロダクツ社のビームサイトを取り付けたカスタム銃で物凄くデカい。レーザーサイト付のハンドガンが映画に登場したのは多分この時が初めてではないだろうか。ディスコでサラ・コナーをロックオンするシーンは恐ろしいと同時に実にかっこ良く、強烈に印象に残っている(でも良く考えたらターミネーターにサイトは必要無いのでは?)。

ちなみに劇中ではトリガーに触れればレーザーが出る仕組みになっていたが、エアガンは手動でスイッチを入れなければならず少々不便だ。しかし実際に銃を握ってみるとその大きさと重量感に驚かされる。うーん、実にかっこいい!長いスライドとレーザーサイトのボリューム感は迫力満点だ。まさに気分はターミネーター!(しかし実用性を考えた場合、でかいし重いしでかなり使いにくそうだ)

またこの映画は他にも銃オタク:ジェームズ・キャメロンの本領発揮とも言うべき、銃火器のオンパレードである。SPAS12でガンショップの親父を撃ち殺し、ディスコでUZIを乱射し、アーマライトM18とSPAS12のダブル武装で警察に殴りこんで大暴れ。おまけにバイクに乗りながらルガー・スピードシックスを撃ちまくるのだ。

ラストでサラが持っているのはスタームルガーレッドホーク・44マグナム。また、未来のシーンでカイル達人間の戦士が持っている銃はいわゆる光線銃なのだが、ベースはフィンランドのプルバップ・ライフル、バルメM82という銃である。映画では非常に珍しく、ターミネーター以外では見た事が無いというマイナーな銃で、ここにもキャメロンのただならぬこだわりが感じられるのだ。