ひたすら映画を観まくるブログ

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マトリックスに影響を受けた映画たちその2

アヴァロン

自分が知っている範囲で『マトリックス』に影響を受けたと思われる映画を書き出したのですが、「アレもあるぞ!」というご指摘を頂いたのでついでに挙げておきます。



★アヴァロン
攻殻機動隊押井守イノセンスの前に撮った実写SFアクション。ヴァーチャル世界での戦闘やモニターの表示など共通点は多いが、元々マトリックスの方が攻殻機動隊をパクっているのでこちらが「本家」だと言える。オール・ポーランド・ロケを決行し、本物の銃火器や戦車を使用したアクションシーンは迫力満点だ。しかし映画の冒頭10分のかっこ良さには思わず息を呑むものの、全編に炸裂する「押井節」の前にはとても常人は太刀打ち出来ず脱落者が続出した模様。特に疲れている時に見たりしたら爆睡間違いなし。



★リザレクション
韓国のSFアクション映画。仮想現実やワイヤーアクションや銃撃戦など「マトリックス指数」はかなり高いと思われる映画だが、未見なので評価しかねる。しかしキャッチコピーを「韓国産マトリックス」と銘打っている時点で既にダメな気がするなあ。



★漂流街
鬼才:三池崇史監督作品。とにかく何もかもが狂っているとしか言いようが無い映画である。どこからどう見ても外国にしか見えないロケ地なのに「埼玉県」だと言い張るその神経は正気を疑う。まさに三池ワールド全開の一本。吉川晃司がのけぞって刀をよけるシーンもマトリックスだが、闘鶏場のシーンはもっと凄い。なんとフルCGで作られたニワトリが空中で静止すると、トリニティそっくりのアクションを炸裂させるのだ!スタッフの力の入れ具合もハンパではなく、ニワトリックスという名前までついていたらしい(笑)はっきり言って本編とほとんど関係が無いこんなシーンに、何故ここまで力を入れるのか理解に苦しむが、映画全体になんとも言えない不思議な雰囲気を生み出している事は間違いない。



★最終絶叫計画
パクリではなくパロディである。基本はスクリームを元ネタにしているが、マトリックスネタも有り。くだらないけど結構面白い。



シュレック
ご存知、アンチ・ディズニーの傑作CGアニメ。フィオナ姫がトリニティばりのアクションを披露する。



★クンパオ!燃えよ鉄拳
親指ウォーズのスティーブ・オーデカー監督作品。昔の香港映画のフィルムに全編CGで加工を施して全く別のアクションコメディに作り変えたという怪作。なんと主人公がフルCGの牛とカンフーで戦うという、目まいがするほどバカバカしい映画。しかも牛のCGが何故か異常に良く出来ていてちょっと怖い。



この他にも「犬と猫が戦う映画」でも小ネタがあったりと、数え上げたらきりが無いのでこの辺で。これら以外に見つけた人はご一報下さい(笑)