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『デイ・アフター・トゥモロー』感想

デイ・アフター・トゥモロー

デイ・アフター・トゥモロー』を見た。

主演デニス・クエイドジェイク・ギレンホール、セーラ・ウォード、イアン・ホルム、監督:ローランド・エメリッヒ

インデペンデンス・デイ』を撮ったあのエメリッヒ監督の最新作である。さぞかしブッ飛んだストーリーが繰り広げられるに違いないと思っていたのだが…なんだ、「普通」じゃん!良く言えば「王道」、悪く言えば「ありきたり」な映画と言えるだろう。
相変わらずストーリーの流れは強引でツッコみどころは多々あるが、スペクタクルシーンも満載で、ヴィジュアル的には申し分ない。印象としては『ツイスター』と『ディープ・インパクト』を『バーティカル・リミット』をミックスしたような感じだ。
要するに色んなディザスター・ムービーの寄せ集めというわけだが、どうせならエメリッヒ監督ならではの「あっと驚く意外な展開」を見てみたかった。まあ、可も無く不可も無くホントに「普通に面白い映画」としか言いようがない。
ただし一つ残念な点がある。それはドラマに深みが無いという事だ。「インデペンデンス・デイ」みたいに、大勢のキャラクターにそれぞれドラマチックな見せ場がきちんと用意されていれば、もっと後半部分が盛り上がったのになあ。うーん、もったいない!
それにしても街が一瞬で凍っていく描写は、笑ってしまうぐらいに凄まじい勢いだ。いくらなんでも凍りすぎだろ(笑)。きっとあの場所でジャンプしたら、そのまんまの姿勢で空中で凍ってしまうに違いない(マンガだw)。